2023/11/05

Ubuntu Studio 22.04 の レイテンシ設定でハマった話

Ubuntu Studio 22.04 LTS にMIDIキーボード繋いでFluidSynthで音出したら遅延がむっちゃひどい。500msぐらいある。
で、QjackCtlでとにかくレイテンシを減らす設定にしたんだけど、全然変わらない。
リアルタイムカーネル使ってこの性能かよと思って愕然としたんだけど、そんなはずはない!と思って調べた。

どうやら、Jack関係の設定は、Studio Controls を使用するっぽい。
QjackCtlで設定すると、いちいちJackが再起不能になるのでおかしいとは思ってた。
で、Studio Controls からフレーム数を減らそうと設定するも、4096から変更できない。
どうやら出力デバイスがHDMIだと4096から変更できないっぽい。

この辺、MIDIやってる人なら常識的な話なのかもしれないけど、HDMIは結果むっちゃ遅延する。
出力デバイスを内蔵サウンドチップ経由にするとフレーム数を128まで減らせた。
これでJackを再起動してMIDIキーボードからFluidSynthで音出したら、ちゃんと演奏できる速度で音が出た。

ALSA_MIDIとJackのMIDIの違いとか、MIDIを使うときに初歩的な知識でハマることが多い。
とにかく、Ubuntu Studio で音出すのはハードル高すぎ。(T_T)
ネットで調べても、Studio Controls に関する日本語の説明サイトはほぼ見つからなかった。
ブラウザからYoutubeの音が出なくて挫折する人とか多いんじゃないだろうか・・・。

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2023/05/28

またしてもまたしても GIGABYTE 970A-D3P マザーボード の罠にハマる。

GIGABYTE 970A-D3P マザーボード のPCに UbuntuStudio を入れているのですが、アップデートしたところマウスもキーボードも反応しなくなりました。
GIGABYTE 970A-D3P マザーボードで、マウスもキーボードも反応しない、と言ったら、IOMMUですよ!

以前ハマりまくった記事。
AMD 970 チップセットでUbuntuが動かずハマる
AMD 970 チップセットでUbuntuが動かずハマる(USB3編)
またしても GIGABYTE 970A-D3P マザーボード の罠にハマる。

BIOS設定で、IOMMUを有効にするとマウスもキーボードも使えるようになるのですが、その代わりUSB3が使えなくなります。
そのため、GRUBのLINUXの起動パラメータに iommu=soft を追加しておく、というものです。

アップデートでGRUBの設定が消えたかな?と思って /etc/default/grub を見てみたのですが、
GRUB_CMDLINE_LINUX="iommu=soft"
となっています。
sudo update-grub
でGRUBを更新しても変わらず。

うーん、困った。
ネットを調べていると、以下の記事を見つけました。
GIGABYTE GA-970A-DS3 motherboard not working with 64 bit kernel
GIGABYTE GA-970A-DS3 の記事ですが、同様の問題が起こっていて、iommu=soft で解決しています。
しかしそこの一番最後で、iommu を有効にした状態でUSB3を使えるようにした人の書き込みがありました。
同様に、こちらにも記事も書いてられます。
GIGABYTE GA-970A-DS3 USB3 fix for Ubuntu x64

iommuのパラメータは以下にすればいいらしい。
amd_iommu=on iommu=pt

そこで試してみました。
USBが使えない状態なので、BIOSの IOMMU を Enabled にします。これでマウスとキーボードは使える。

UbuntuStudio を起動し、端末を起動
grubの設定を修正します。
$ sudo nano /etc/default/grub
(以前追加した iommu=soft の設定は消しました。)

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT の 後ろに、"amd_iommu=on iommu=pt" を追加します。
GRUB_CMDLINE_LINUX でもいいです。
これは、 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT は通常起動時のみ使い、GRUB_CMDLINE_LINUX は通常、リカバリモード双方で使うらしい。
私は記事に記載されているように
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash amd_iommu=on iommu=pt"
としました。

GRUBを更新します。
$ sudo update-grub

これで再起動します。BIOSの IOMMU は Enabled のままです。
これで、USBのポート全て使用することができました。
今までの設定は iommu=soft にして マザーボードのIOMMUを使用せず、ソフトウェアでIOMMU対応していたのだけど、
今度の設定はマザーボードの IOMMUを使うが、パススルーでしか使わないよ、ということのようです。

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2021/10/23

またしても GIGABYTE 970A-D3P マザーボード の罠にハマる。

パソコンぶっ壊れたけど直った話。 で書いたように、期せずパソコンを新調してしまったため、今まで使っていたパソコンに UbuntuStudio を入れて使おう!と思い、インストールしました。

が、Live起動してみたところ、USBのキーボードとマウスが反応しません。

もともと、このパソコンのUSBがおかしい所から騒動が発しているので、やっぱりUSBはおかしかったのではないか!?マザーボードはやっぱり壊れていたんじゃないか?って疑心暗鬼になってきました。

そうこう調べているうちに、USB2ポートが使えず、2つあるUSB3ポートは使えることが解りました。

訳分からないまま、とりあえずUSB3ポートにキーボードとマウスを繋いでインストールは行いました。

しかし、インストール後も相変わらずUSB2ポートは使えないまま・・・・。

起動時に 大量に吐かれる

device descriptor read/64, error -32

というエラーメッセージを頼りに調べていたところ、IOMMU周りらしいことが解り、解決方法を探していたところ、

AMD 970 チップセットでUbuntuが動かずハマる という記事を見つけました!

っつーか、これ俺が書いた記事やん!!

 

そう言えば、当時、外付けハードディスクでUbuntuを起動させようとして同様の問題にぶつかったことを思い出した・・・。

あの時はキーボードにPS2(プレステ2ではない)キーボードを使っていたから、動かなかったのはUSBマウスだけだったからすっかり忘れてた。

根本対応は、AMD 970 チップセットでUbuntuが動かずハマる(USB3編)で記載しているように、

GRUB_CMDLINE_LINUX="iommu=soft"

ってブートパラメータを追加するだけなんですけどね。

 

これだけで1日無駄にした・・・・。

 

 

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2021/09/23

パソコンぶっ壊れたけど直った話。

先週土曜日に社内報告書作ろうとメインパソコンでWindows起動したら、DPC_WATCHDOG_VIOLATION が発生。
いわゆるブルースクリーンってやつです。
何度起動しても起動中に固まって再起動を繰り返す。

試しにLinuxを起動したら、USBハブ1-2番が異常というログを吐きつつ起動した。
そこで、Windowsをセーフモードで起動してデバイスマネージャを見ると、確かに認識できていないUSBハブが存在する。
あー。マザーのUSBがいっちゃったかなあ・・・。

マザー周りならお手上げです・・・。仕方が無いので、新パソコンを注文することにしました。
今のパソコン、CPUが PhenomⅡ で、当時のブログを見ると2010/07/11 に動かしたからもう10年以上使っているんですよね。
それでも特に困らず使えてたから、ほんといいCPUだったと思う。
Intelが4コア8スレッドとか言ってる時代に6コア6スレッドで動いてたんだし。しかも安かったし。
Windows11が出たら買い替えなければいけなかったのだけれど、少なくともあと1年はもってほしかった!!
しかも、なにもこんなパソコンパーツの値段の乱高下が激しい時期に壊れなくても・・・。

 

そんなわけで、深夜にツクモのオンラインショップでBTOのパソコンを見積もりました。本当はパーツ集めて自分で組みたいのですが、そんな時間的余裕がありません。
自分のこだわりとしては、CPUが Ryzen 7 5800X でチップセットが X570 であれば後は適当でよい。
で、クレジットカードで決済しようとしたら弾かれた。何度やってもダメ。そのうち、カードの与信を通らずに却下されるようになった。

仕方ないので朝にカード会社に電話で事情を説明したら、カードがロックされたらしい。
ネットで調べた情報ですが、夜のパソコン購入は不正が多いらしく、即効でロックされてしまうのだとか。
ロックを解除してもらったのだが、ツクモはユーザーベースでカード使用許可を制御しているようで、結局使えず。
しかも、ツクモのオンラインショップのサポートが日曜日は、やってないと来た。

もういいよ。お店替えるよ。パソコン工房で、同じようなスペックの LEVEL∞ を買いました。(配送待ち)
うちの子のゲーミングPCと見た目一緒になるのが不満だが、致し方なし。

 

で、新パソコンの到着待ちなのですが、壊れたパソコンはUSBの何が壊れたのか気になりました。
もしかしたら、マザーじゃなくてケースの可能性もあるんじゃなかろうか。
そこで、マザーボードにつながっている配線のほとんどを外して、マザーボードにSSDとマウスとキーボードとディスプレイだけ繋いで起動してみました。
しかし、相変わらず DPC_WATCHDOG_VIOLATION が発生し起動せず。
やっぱだめか。マザーボードが原因か。と半分諦めつつLinuxを起動した所、何の問題もなく、変なログも吐かずに起動した。
なに!?直ってる???
今度は、セーフモードでWindowsを起動してデバイスマネージャを確認した所、認識できていなかったUSBが無くなっている。

 

なんとなく原因が解ってきました。犯人は、ケースについているSDカードリーダーっぽい。
ということは、それを外しても Windows が起動しないのは、なんかドライバがおかしくなったんだろう。
そう思って、たまたま今年の1月にイメージバックアップしておいたイメージを使って復元した所、正常に起動しました!

 

やったー!直った!これでジオンはあと10年は戦える!
っつーか、何故これにすぐ気づかなかったんだ!!
既に新パソコン買っちゃったんだけど・・・。

 

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2021/07/13

Ubuntuのファイルマネージャーから古いNASに接続する

UbuntuのファイルマネージャーからウチにあるNASに接続できなかったので、できるようにしました。

ウチにあるNASが LINKSTATION LS-XL で、もう10年前くらいのやつなんで、

SAMBAのプロトコルがむっちゃ古いんだろうなというのは判ってました。

ちなみに、Windows XPの延長サポートが2014年なんで、それぐらいまでのNASは SMB 1.0 とか使ってるのかも。

だた、UbutnuのファイルマネージャーのWindows共有に関する設定ってのはどこにあるんだろう?

と思って調べたら、やはり普通にSAMBAの設定を使っているっぽい。

/etc/samba/smb.conf を編集すれば良さそう。

 

そこで、 グローバルセクション([global] 以下の部分)に、以下を追記しました。

client min protocol = NT1

で、ファイルマネージャーから NASのファイルが見れることを確認しました。

client min protocol については、 日本Sambaユーザ会のマニュアル  が詳しいです。

 

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2021/06/14

OpenMSX を ビルドする。

WindowsXP 時代の小型ノートPC libretto U100 に Xubuntu 18.04 と OpenMSX を入れて MSX環境として使用しています。

が、Xubuntu 18.04 の OpenMSX 0.14.0 には バグがあって、ステートセーブができないのです。これは ビルド時のTCLと環境が異なっているのが問題だそうで、ソースからビルドすると解消するとのことです。よって、最新のUbuntuでは解消しているそうです。

が、Xubuntu の 32bit サポートが 18.04 までなので、なんとかこれを使うしか無い、でもステートセーブを使いたい。

そんなわけで、Xubuntu 18.04(32bit版)で OpenMSX をビルドしてみました。

まず、ビルドに必要なパッケージを入れます。

Synaptic を使ってパッケージ build-essential を入れました。

最新のソースからビルドしようと思って git も入れたのですが、後述しますが最新版で問題が発生しました。結局、GITから旧バージョンのソースのtarを取得してビルドしました。

 

OpenMSXは英語のマニュアルが充実しており、コンパイル方法についても openMSX Compilation Guide  に詳しく記載されています。

ソースは GitHubのリリースページ  にあります。

最初は、openMSX Compilation Guide に記載されている、Git Clone を作る方法で行いました

 

ソースを持ってきて「4.1 Compilation」の記載どおりに

$ ./configure

とすると、依存関係のチェックをやってくれます。ここで no と出力されたライブラリを入れます。

マニュアルを見ると解りにくいのですが、ビルドをするので、devパッケージが必要です。

私の環境だと、

libasound2-dev
zlib1g-dev
libglew-dev
libogg-dev
libpng-dev
libtheora-dev
libvorbis-div
libsdl2-ttf-dev
tcl-dev

を入れる必要がありました。

しかし、この状態でも SDL_ttf が no になります。パッケージは入っているのになあ。

問題がある場合は derived/x86-linux-i686/config/probe.log を見るようにと出ているのでこのログを見てみると、SDL_ttf がインクルードできていないようです。

ネットで調べると、SDL_ttf のヘッダーファイルは /usr/include/SDL2/ 配下にあるにもかかわらず、パスは /usr/include/ を見ているからだそうです。

仕方が無いので、/usr/include/SDL2/ にあるヘッダーファイルのリンクを /usr/include/ に作成しました。

$ cd /usr/include

$ sudo ln -s ./SDL2/SDL*.h ./

$ sudo ln -s ./SDL2/begin_code/h ./

$ sudo ln -s ./SDL2/close_code/h ./

ようやく、

$ ./configure

で全て yes になりました!これで make できるはず!

$ make

で make すると、今度は

#include <charconv>

include できずにエラーになりました。

configure 通ったのになんでじゃあ!?

と思って調べてみると、charconv  は gcc Version 8 から使えるらしい。

Version 7でコンパイルできないことがバグ報告されており、マニュアルに記載しました!と回答されていたので確認したら、確かに

The GNU C++ compiler. Version 8 or later is required to build openMSX.

と記載されていました。

$ gcc --version

とすると、7.5.0 って出てきました。

だめじゃん・・・。

 

Xubuntu 18.04 の OpenMSX は 0.14.0 なので、GitHubのリリースページ から最新版ではなく、0.14.0 のソースを持ってきて

$ ./configure

とすると、今度は、SDL、SDL_ttf のリンクでエラーになりました。ライブラリの問題なんだろうか???

今度は 0.15.0 のソースを持ってきましたが、結果は 0.14.0 と同様。

最後の頼みの 16.0(このバージョンから先頭の0が無くなる)を持ってきた所、

$ ./configure

が通りました!

$ make

とすると、コンパイルが始まりました!どうやらうまくいったようです。ふ~。助かった。依存関係ってむっちゃ怖いなあ。

超非力マシンなんで、2時間ぐらいかけてコンパイルが完了。長い!って思うけど、その裏にはそれだけ分のコードを書いた人がいるってことだよね。

$ sudo make install

とすると、 /opt/openMSX にインストールされました。

 

さて、動作確認です。

Xubuntu 18.04 で普通にインストールできる openMSX Catapult を起動して、設定で /opt/openMSX/bin/openmsx を選択した所、エラーが!

どうやら、0.14.0用のカタパルトで16.0を動かしたからっぽいです。

がーん、カタパルトもコンパイルする必要があるのか!

 

とりあえず、ターミナルから openmsx を単体で動かして(C-BIOSで起動しますが)、ステートセーブができることは確認できました。いちおう目的は達成できそうだ。

さて、カタパルトもコンパイルしなくては・・・。

カタパルトについてもマニュアルがちゃんとあって、コンパイルは Catapult Compilation Guide  に記載されています。

カタパルトは http://openmsx.org/ から 17.0 のものを持ってきました。

カタパルトは新しいものからは古いopenMSXを起動できるのは経験上知っているので、問題無いだろうと。

不足しているパッケージ

libwxgtk3.0-dev

ibxml2-dev

を Synaptic でインストールし、config・・ っていきなり make でいいのか!?

$ make

すると、無事コンパイルされました。こちらは簡単でした。

$ sudo make install

とすると、/opt/openMSX-Catapult にインストールされます。

ターミナルから /opt/openMSX-Catapult/bin/catapult を起動すると、カタパルトが起動します。

カタパルトの setting → Edit Configuration で、/opt/openMSX/bin/openmsx を選択すると 起動しました! ステートセーブもきちんとできます!

これで libretto U100 は MSXエミュマシンとして活躍できます!

うまく動いたのを確認した所で、さきほどやむなく作った余計なリンクを削除します。

$ cd /usr/include

$ sudo rm ./SDL*.h

$ sudo rm ./begin_code/h

$ sudo rm ./close_code/h

これで完璧。

 

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2019/05/03

PC-LL750RG に Ubuntu18.04LTS をインストールしてハマる

実家からもらった NECのノートパソコン LaVie L LL750/RG 型番 PC-LL750RG なんですが、メモリーが4Gありました。
子供がフレバーじゃない素のUbuntuを使ってみたいと言ってるし、Core 2 Duo で メモリ4Gあったら、普通のUbuntuでもサクサクじゃんね。と思って、Ubuntu18.04LTS を入れることにしました。

日経Linuxの2018年7月号の付録に、豪華なパッケージに入ってたインストールDVDあったなあと思い、今こそ使うときと思ってインストールを進めました。

・・・ところが、インストール用のDVDが途中で止まってしまうのです。
drm_kms_helper が flip_done timed out ってERROR 吐いて止まってしまいます。
ネットで調べた所、こんなページを見つけました。
ubuntu forums Issue with KMS / Xorg with Intel GM965 chipset
かなり古い記事ですが、症状は似ています。
PC-LL750RG も Intel GM965 チップセットだからなあ。
GRUBのカーネルパラメータに video=SVIDEO-1:d を設定したらOKだったとのことなので、インストール用のDVD起動時にカーネルパラメータに
video=SVIDEO-1:d
を追加して起動したら、正常にインストーラが起動して、インストールも正常に終了しました。
インストーラ起動時の選択画面でeキー押したら設定ファイルが表示されるので、 quiet splash という文字をたよりにカーネルパラメータの場所を特定し、 video=SVIDEO-1:d を追加する流れです。

が、インストールした Ubuntu18.04LTS を起動すると当然同じ症状が発生します。
すごく待たされますが、いちおうログインしてデスクトップが表示される所までは行くので、GRUBのカーネルパラメータを追加することになります。
やり方は、ここの記事が詳しかったです。
Ask Ubuntu Boot very slow because of drm_kms_helper errors

sudo nano /etc/default/grub
でGRUBの設定ファイルを開いて、
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash video=SVIDEO-1:d"
みたいな感じでカーネルパラメータに video=SVIDEO-1:d を追加。
sudo update-grub
で設定を反映して、再起動、という流れです。

これで正常に起動するようになりました。

このカーネルパラメータの意味に興味があったので調べた所、以下の記事がありました。
archlinux Intel Graphics
詳しくは解らないのですが、チップセットのドライバだかなんだかが、いまだに低解像度のSVIDEO関連の設定を持っているものだから、これを明示的に無効にするようにしなければいけないという所なんでしょうか。


トラブったけど、その後Ubuntuは問題無く動いています。
普段 UbuntuMATE を使っているので知らなかったのですが、Ubuntuソフトウェア では Urban Terror とかのゲームがSnapパッケージになっているんですね。
この前にUbuntuMATEに入れようとしてパッケージ無いからオフィシャルからダウンロードしたっけなあ。
Snapだったらインストール簡単だしらくちんだよなあ。
Minecraft も ランチャーをSnapパッケージにしてくれているし、しかも内包されているJavaのバージョンが11ではなく8なのには感動しました。
8でないと外部サーバにうまく繋がらないバージョンがあるんですよ。
パッケージャの人!よく解ってる!!

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2019/05/02

PC-LL750RG の修理

実家で使っていたパソコンの電源が入らなくなったとのことで、貰ってきました。

機種は、NECのノートパソコン LaVie L LL750/RG 型番 PC-LL750RG です。

電源スイッチを押してもうんともすんとも言わないので、電源周りかと思いアダプターをテスターで調べたら通電していない。

 

そこで代替のアダプターを買ってきました。ELECOMの ACDC-NE1500BK です。

アダプターを繋ぐと、充電ランプが付いたのでOKです。

早速パソコンを起動したのですが、起動しているようなのだけど画面が真っ暗。

よーく見ると、うっすらと画面が表示されています。

うわー。バックライトか。これはダメなやつかも。

デュアルディスプレーにしたら使えるかもと思い、モニターを繋いだらモニターではちゃんと映ります。

この運用で使うか、とも思いましたが、そもそもOS起動しないとモニターには何も映らないので、OS入れ替えとかできないじゃん・・・。

やっぱ、画面映らないとだめだよなあ・・・と思いつつ何度か触っているうちに、正常に画面が表示されるようになりました。

直った????と思って一旦シャットダウンし、再度起動するとやっぱり画面が真っ暗のまま起動する。

でも正常に表示される場合があったということは、バックライトの問題ではなさそうです。

 

訳が解らずネットで調べたところ、こんなページを見つけました。

NEC製パソコン 画面が真っ暗! LL750/RG を修理する

おお、まさにこの現象だ。どうやら、PC-LL750RG には元々、アダプター繋いだ時のバックライト用のコンデンサーに問題があるようで、コンデンサーの経年劣化によりバックライトが点かなくなるらしい。

これ、バックライトの問題だと思う人、たくさんいるだろうなあ。

アダプター接続時のコンデンサーの問題なので、バッテリーで起動すると正常に表示されるっぽい。

つまりさっきバックライトが点いたのは、いろいろ触っているうちにバッテリーに充電されて、たまたまアダプターを外したまま起動したからっぽい。

試しに、アダプターを抜いてバッテリーだけで動かしたら、普通にバックライトが点いた状態で起動しました。

 

修理するためには、半田ごてを使ってマザーボード上のコンデンサーを物理的に新品に取り換える必要があり難易度高め。

部品代数百円なのにー!! ちなみに修理に出すと1万円ぐらいだろう。

メーカー修理だとマザー交換なんでとんでもない値段になるらしい。

 

Vistaパソコンにそこまで掛けられねーと思い、バッテリー起動なら普通に動くので、起動時にアダプターを抜いて、起動してからアダプターを差す運用で行くことにしました。

ってなことを何回か繰り返しているうちに、アダプター繋いだままでも普通に起動するようになりました。

訳わからないのですが、コンデンサーの蓄電状態により何らかの問題がでるのかもしれないなあ。

いずれにせよ、普通に使えるようになったので、よかったよかった。

 

で、このパソコンにUbuntuを入れたら問題が発生したので、それは次回書きます。

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2018/11/04

Ubuntu18.04 で Assault Cube を動かす

うちの子がFPSをやってみたいと言うので、UbuntuにNexuiz を入れて遊んでました。
Nexuiz は Ubuntu ならソフトウェアセンターからインストールできるし、UbuntuMATE でも Software Boutique からインストールできるので、お気軽にFPSができます。
ネット対戦とかLAN内対戦とかもできるし、一人プレイもそれなりに楽しく、良くできたフリーのゲームだと思います。

が、さすがに飽きてきて、リアル系のFPSがやりたい!と言うようになりました。
Steam入れて探したりしたのですが、フリーとなるとなかなか見つからない。
Counter-Strike: Global Offensive Free Edition を入れてみたものの、原因不明で動かず。

ネットでいろいろ探したら、AssaultCube ってのが遊びやすいってことで、入れてみることにしました。
AssaultCubeの公式サイトから Linux版をダウンロードすると、AssaultCube_v1.2.0.2.tar.bz2 がダウンロードされるので、ホームディレクトリなどでtar.bz2を展開します。

展開したディレクトリに assaultcube.sh があるので、これを実行すれば起動します。

が・・・。エラーが発生しました。

libcurl.so.4: version `CURL_OPENSSL_3' not found

なんかこれ見たことある。
ePSXeが動かなくなったのと同じエラーだ。

ePSXeを動かすのに使った、libcurl.so.4 (libcurl3_7.58.0-2ubuntu2_amd64.deb の libcurl.so.4.5.0 を libcurl.so.4 にファイル名を変更したもの)をコピーして assaultcube.sh のあるフォルダに置き、
assaultcube.sh の最初の方に
export LD_PRELOAD=./libcurl.so.4
と記載してライブラリを強制的に読み込むようにして起動させると、問題なく動きました。

かなり古いゲームですが、今でもネット対戦している人がいて、けっこう遊べます。


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Ubuntu18.04 で Minecraft1.8.9 を起動する

Ubuntu18.04でマイクラやってるうちの子は、Skywarsサーバが好きなのですが、マイクラのバージョンを1.8.9にすると繋げないという問題が発生していました。

バージョン1.8とか、最新版(1.13.2)にすれば問題無いので、しばらくそれで遊んでいたのですが、使いたいモーションブラーMODが1.8.9用のため、どうしても1.8.9でつなぎたいと言うので調べてみました。

海外の情報で、Java8 だったらうまくいくよ という情報を見つけて試してみたら、繋げました。
マイクラのプロファイルで、openjdk8 を使うように設定します。

accessibility.properties の assistive_technologies=org.GNOME.Accessibility.AtkWrapper をコメントアウトするのはopenjdk11と同じです。


ついでに、MODの入れ方を書いておきます。
基本的にJava版の設定で行けるので、Windows版の記事を参考にすれば良いのですが、Forge のインストールがexe版の記載しか無いので困ると思います。
でも、Linuxでも簡単で、Installer版(Windows Installer版ではなく)をダウンロードすればOK。
ダウンロードしたjarファイルに実行属性を付けてダブルクリックすれば、jreで実行するか聞いてくるのでOKすると、インストールが始まります。
インストール先選択で、ホームディレクトリ配下の .minecraft ディレクトリが選択されているはずなので、そこにインストールすればForgeが入ります。
マインクラフトを起動し、マイクラのバージョン選択にインストールしたForgeが出ていれば成功です。
その後のMODの入れ方はWindows版と同じです。

この辺の記事
PC 版 Minecraft に MOD を導入する方法
とか参考になると思います。
ポイントはバニラ環境を残して、Forge用のディレクトリを作ってそこにMODを入れるところですかね。

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