LILOを使ったWindowsとLinuxのデュアルブート
昔のLILOでデュアルブートするのはけっこう大変だったみたいなんだけど、最近のLILOでは、Windows→Linuxの順にインストールすると、ほぼ問題なくデュアルブート環境になるようです。
ただし、大容量ハードディスク対応のマザーであることが必須条件なので、今のマザーなら特に問題無いんだろうけど、昔のマザーだと問題あるかもしれません。
ちなみに私が試した環境は、
マザー・・・ASUS TUSL2-C(Intel815EPチップセット)
ハードディスク・・・80G
に、Windows98とVine Linux2.6をデュアルブートしました。
まず問題だったのが、Windows98が、大容量ハードディスクにインストールできないバグがあり、
fdiskを修正する必要があったことです。
Windows処方箋のページで調べて、解決しました。
その次、Linuxのインストール時のパーティションの切り方がわかりませんでした。
実験マシンとしてインストールしているので、パーティションのことを考えずに、デフォルト設定でインストールしようとしたのだけれど、自動でパーティションを分けようとすると、エラーが出て分けれないのです。
原因は、Windows98インストール時に分けたパーティション設定が間違っていました。
私はこの辺の知識が乏しくて間違ってしまいましたが、デュアルブートしよう!ってなぐらいの人だったら、普通は基本領域と拡張領域の分け方ぐらい知っているだろうし問題無いと思います。
私は基本領域と拡張領域の違いを理解していませんでした。(汗)
ちなみにLinuxは、基本領域が必要無く、すべて拡張領域であってもインストールできるそうです。
インストールの方法ですが、
・まず、Windows98用のパーティションと、Linux用のパーティションを作る。
・Windows98をインストールする。
・Linuxインストール時の、ブートローダーの設定画面で、「LILOをブートローダとして使用」を選択。
・ブートローダーをインストールする場所に、「マスターブートレコード(MBR)」を選択
・「LBA32の使用の強制」も選択しました。
VineLinuxではインストール時に、事細かに日本語で解説してくれるので解り易いけれども、ブートパーティション変更時の警告は英語で出るので困った。一瞬、何が起こったのかと思いましたよ。(汗)
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