Sambaの設定
SWATにrootでログインすると、Sambaの設定ができます。
画面上にあるアイコンから、地球マークの「GLOBALS」を選択すると、Samba全体の設定ができます。
ヘルプがけっこうしっかりしているので、ヘルプを見れば、なんとなく設定の内容も解るのではないかと思います。と言っても、専門用語が多いですが。(汗)
基本的に、設定はデフォルトでOKなはずです。
変える必要があるのは workgroup ぐらいです。
workgroup を、Windowsのワークグループ名に変更します。
変更後は、「変更を反映」ボタンでSambaの設定ファイルに設定を書き込みます。
これで、ユーザー自身のホームディレクトリがそのユーザーのみ、WindowsとLinux間で共有できる設定になりました。
ただし、Sambaのユーザー設定がまだなので、ユーザーの設定を行う必要があります。
Windowsで使用しているユーザーがLinuxに存在しない場合、ユーザーを作成する必要があります。
ユーザーの追加には、useradd ユーザーパスワードの設定には、passwd コマンドを使います。
コマンドの使い方は、Linuxのコマンドの使い方のページ(日経LinuxのLinuxコマンド集など)を見るといいと思います。
また、VineLinux3.1では アプリケーション→システムツール→ユーザーとグループの管理 という所から、GUIでユーザーとグループの作成ができます。
Windowsのユーザーと同じ名前のユーザーをLinux上に作成したら、SWATの一番上のアイコンの「PASSWORD」を選択します。
「ローカルマシンのパスワード管理」に、ユーザーとパスワードを入力して「新規ユーザー追加」を押すと、ユーザーが追加されます。
その後、ユーザー名に先ほど入力したユーザーが表示されている状態で「ユーザーの有効化」を押して、ようやくそのユーザーをSambaで使用することができるようになります。
設定が終わったら、SWATの「STATUS」アイコンをクリックして、「すべて起動」を押すとSambaが動いてユーザーのhomeディレクトリにアクセスできるようになります。
インストール時に起動スクリプトもインストールされているので、
chkconfig smb on
とコマンドを打つと、VineLinux起動時にSambaが起動します。
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