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2005年6月

2005/06/12

Mozilla1.7.8 に Adobe Reader7.0 のプラグインを設定する

そんなわけで、Vine Linux3.1 に Adobe Reader7.0 をインストールしたわけですが、
サポートページにもあるようにMozillaへのプラグインは自動では設定してくれません。
サポートページには
「手順について詳しくは、 <INSTALL_PATH>/Browser/Browser_Plugin_HowTo.txt を参照してください。」
となっていますが、Browser_Plugin_HowTo.txt は英語です。(汗)

ま、そんな難しい英語でも無いので読んだところ、
プラグインを設定するには「<INSTALL_PATH>/Browser/install_browser_plugin」を実行する必要がある。
install_browser_plugin を実行すると、全てのユーザー用に設定するか、個人のみに設定するか聞かれる。
全てのユーザーに設定する場合は、Mozillaのpluginsフォルダに書き込むので、書き込み権限のあるユーザーで行うこと。
ってなことのようです。

いちおう私が install_browser_plugin を実行したログを載せておきます。

# cd /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Browser/
# ls
Browser_Plugin_HowTo.txt install_browser_plugin* intellinux/
# ./install_browser_plugin
acroread 用ブラウザプラグインをインストールします。

Adobe Reader 7.0.0 のインストール先ディレクトリを入力してください [/usr/local/Adobe/Acrobat7.0]

1. グローバルインストールを実行
2. ユーザ指定インストールを実行 (Mozilla/Firefox/Netscape)
選択してください [1/2] 1

ブラウザのインストール先ディレクトリを入力してください - /usr/lib/mozilla-1.7.8
インストールは正常に終了しました。追加されたファイル /usr/lib/mozilla-1.7.8/plugins/nppdf.so

他のブラウザをインストールしますか? [y/n] n
#

これでOKですが、
この時、nppdf.so が /usr/lib/mozilla-1.7.8/plugins にインストールされるので、
Mozillaのバージョンアップ後のことを考えて

# CD /usr/lib/mozilla/plugins
# mv ../../mozilla-1.7.8/plugins/nppdf.so .

として mozilla/plugins に移動しておきました。

これで、Mozilla からもPDFを見れるようになりました!
Mozillaのヘルプの plug-inについて を見ると、Adobe Reader7.0 のプラグインが追加されているのが判ります。

ただし、日本語ファイル名のPDFを開くことができなかったので、動作チェックする際は要注意です。

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2005/06/11

Vine Linux 3.1 に Adobe Reader 7.0 をインストールする

以前からLinuxでもPDFは見れましたが、日本語の対応がいまいちで、きちんと表示されないものとかが多かったようです。
本家Adobe からもReaderが出ていましたが、Ver.5までしか出ていませんでした。
しかも、日本語に対応させるためには言語パックが必要ってなものでした。

そんなLinuxのPDF環境だったわけですが、AdobeがLinuxのデスクトップでの需要を見越して、Linux版Adobe Reader 7.0 の開発をしているという情報を耳にしました。
そして@ITに、Adobe Reader 7.0 を使うにはという記事が載るまでになりました。

そんなこんなでついにAdobeから日本語対応のLinux版 Adobe Reader 7.0 がリリースされたのです。
待ってました!エラいぞAdobe!

対応LinuxにVineが載ってなかったような気がしますが、RPMだしなんとかなるだろうと思ってインストールすることにしました。(汗)

Adobe のホームページからRPMを /tmp にダウンロードし、rootで
cd /tmp
rpm -ivh AdobeReader_jpn-7.0.0-2.i386.rpm
としてインストールしました。

で、適当なPDFファイルを開いてみたところ、見れることは見れるのですが、「PPKLite.apiを初期化できません」ってなエラーが毎回出てしまいます。

ネットで調べると、やっぱりみんな出ているようで(笑)、いろいろ対策法も出ていました。
LDAPのパッケージが無いと出てしまうエラーのようです。
Adobeのページにもトラブルシューティングとして載っていました。
一番手っ取り早いのが、
/usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Reader/intellinux/plug_ins/PPKLite.api
のファイル名を変更してしまう、というものです。
が、やはりインストールするからには完璧を目指したい。
ってなわけで、LDAPをインストールする方法で回避しようと思いました。

私が参考にしたのは、Cachu's Square に載っていた記事です。
この方は、英語版のReaderをVineにインストールして日本語化されてます。

そんなわけで、アプリケーション→システムツール→Synaptic からSynapticを起動し、openldap をインストールしました。
その後、rootで
cd /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Reader/intellinux/lib
ln -s /usr/lib/libldap.so.2 libldap.so
ln -s /usr/lib/liblber.so.2 liblber.so
とリンクを作成したところ、エラーが出なくなりました!

先にLDAPをインストールしておくと、リンクの作成は自動でやってくれるみたいですね。

やったー。これでLinuxでPDFが見れるようになりました!

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2005/06/01

synaptic のリポジトリ設定

VineLinux2.6ではWebminからパッケージの更新を行っていましたが、VineLinux3.1ではsynapticを使うようになりました。
なんでかっていうと、せっかくあるからです。(笑)
パッケージ管理ソフトというだけあって、その機能に特化しているから使いやすいし。
また、VineLinux3.1では、インストール時にWebminが入っていないのも大きいですね。

で、synapticの設定なんですが、リポジトリの設定はやっておいた方がいいと思います。
デフォルトではvinelinux.orgのapt-lineのみに問い合わせるようになっていますが、www.t.ringのrpmとrpm-srcにも問い合わせるように設定しておいたほうが良いと思います。
また、セクションに extras を追加すると、さらに多くのパッケージ情報を取得できます。
今ではWebminもこのextrasセクションに置かれているみたいです。

Synapticの良い所は、インストールしてあるパッケージの情報はもちろん、インストールしていないパッケージの情報も一覧表示されるので、どんなアプリケーションが用意されているのか解りやすいところです。

そんなわけで、Synapticのパッケージを眺めていたら、XPenguins ってなのを発見してしまいました。
インストールして、ターミナルから
xpenguins &
(&はバックグラウンドで起動することです。終了する時は、fg コマンドの後、ctrl+c キーを押します)
と入力すると、チビペンギンがわ~っと落ちてきて、画面内を暴れまわります。
か!かわいい!!
ウィンドウの下敷きになると、死にます。(汗)

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