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2006/05/14

librettoU100とVineLinux3.2で無線LANを使う

librettoU100/190DSB を買ってから、ちょろっとWebを見る時なんかにはデスクトップPCではなく、librettoを使っています。
しかし、WindowsXP時は無線LANで繋がっているのにLinuxで起動させる時はわざわざLANケーブルを引っ張って来なくてはいけない・・・。
Linuxでも無線LANを使いたい!と思ったのでした。
でも、ハードウェア関係のことになると急にレベルが高くなります。
というのも、OSとハード、どちらでも動くドライバを探さなくてはいけません。そのため、情報量が急に少なくなってしまします。
そんなわけで、今回はかなり失敗したし、けっこう大変でした。

幸い東芝はノートパソコンをLinuxで使うための情報を積極的に公開してくれています。
そこで、librettoの無線LANは Atheros AR5005GS というチップを使っており、Atheros製の無線LANチップは「madwifi」というモジュールを使用すれば使える可能性があることが解りました。

まず、madwifi のソースがどこにあるかですが、
今まではSourceforgeのCVSにあったので、ネットで検索するとそこから取って来るというものがけっこう見つかりますが、今はhttp://madwifi.org/に場所が変わっており、ソースはhttp://snapshots.madwifi.org/に置いてあります。
06/05/14 現在、
madwifi-ng-current.tar.gz 13-May-2006 02:42 3.0M
madwifi-old-current.tar.gz 28-Jan-2006 02:44 2.0M
の2つありますが、
madwifi-ng-current.tar.gz ではmake時にエラーが出てしまうので
madwifi-old-current.tar.gz を使いました。

kernel-sourceが必要との事で、アプリケーション→システム・ツール→SynapticパッケージマネージャでSynapticを起動し、kernel-sourceを探してインストールしました。
このkernel-sourceがkernelのバージョンと違っていることに気付かず、ハマりました。(汗)
$ uname -r とコマンドを打てば現在のkernelのバージョンが表示されるので、kernelとkernel-sourceのバージョンが違うようならkernelをアップグレードする必要があります。

kernelのアップグレード方法は、VineLinuxのオンラインマニュアルを参考にしました。
VineLinuxオンラインマニュアル 第 13章カーネルのアップグレード、設定の方法
でも、ここで問題が発生したんだな・・・。

というのも、librettoでLinuxを起動させるのにWindowsのNTLoaderを使用しているのですが、liloの設定を変えたためにNTLoaderからは起動できなくなってしまったのです。一瞬焦りました。
デュアルブート構築時にSDカードに入れておいたMBMで起動し、事なきをえました。


さて、madwifiのインストールなんですが、その前にやっておくことがあります。
rootでログインし、/usr/src/linux ディレクトリに移動します。
# cd /usr/src/linux
configファイルをコピーします。
# cp /usr/src/linux-2.4.31/configs/kernel-2.4.31-i686.config /usr/src/linux/.config
ちなみに私は最初、コピーせずにデフォルトで置いてあったconfigファイルを使い、ハマりました。(汗)

# make xconfig
画面が出てくるので、何もせずに save & exit を選択
# make dep

・・・この部分、実際何が行われているのかよく解っていません。(汗)
ネットの情報をそのまま丸写しって感じで。
たぶん kernel-source にconfigerみたいなことをやってるんだと思ってます。
でもこの部分は大切で、この処理をしておかないと、madwifiのモジュール組み込み時にエラーが出ます。
私はエラーを出してしまい、何が原因かが判るまでけっこう時間を使ってしまいました。
たぶん、make時と環境が違います!みたいな感じで怒られてたんでしょうね。


いよいよmadwifiのインストールです。
ここからは、普通のインストール作業です。
madwifi-old-current.tar.gz を適当なディレクトリに置いて展開します。
# tar xzvf madwifi-old-current.tar.gz
展開されたディレクトリに入ります。
# cd madwifi-old-r1417-20060128
# make KERNELPATH=/usr/src/linux
# make install KERNELPATH=/usr/src/linux

KERNELPATHオプションは、madwifiのバージョンによって必須だったりいらなかったりしているようです。
私の使ったバージョンは、必須でした。

make install までエラーが無ければ、たぶん成功していると思います。
OSを再起動すると、インストールしたモジュールを
認識してくれます。
# iwconfig
でath0ができていると思います。


ネットワークの設定をします。
アプリケーション→システムツール→ネットワークの設定 を起動します。
「追加」から無線LANを追加します。
ネットワーク名は無線LANのESSIDになります。

私の
/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-ath0 ファイルはこんな感じです。
「ネットワークの設定」で、ほとんど設定できますが、WEPキーは直接ファイルに書きました。

BOOTPROTO=dhcp
ONBOOT=yes
USERCTL=yes
NAME="無線 LAN カード"
DEVICE=ath0
ESSID=無線LANのESSID
PEERDNS=yes
KEY="WEPキー"

WEPキーを書いているので、ファイルのパーミッションはroot専用にすべきでしょうね。

あとは、ネットワークの設定で
使いやすいように設定します。
私はeth0の「起動時に有効にする」を外し、ath0を「起動時に有効にする」にしました。
eth0を「起動時に有効」にしていると、有線LANで繋いでない場合、起動時に接続がタイムアウトするまで待たされてしまいますので。


今回は東芝Linux情報のページのメーリングリストで質問し、先達の方々に助けていただきました。
どうもありがとうございました。m(_ _)m

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