SCSIのPCIカードを買う
タイトルを見て、何を好き好んで今更SCSIカードなんか買ってるかな~と思われるかもしれません。
好き好んで買ってるのは事実なんですが(汗)、ま、それなりの理由もあったわけです。
そこで、まずSCSIカードを買うことになった経緯です。
我が家には、Canon の IX-4025 というスキャナがあります。
以前働いていた会社の先輩から貰ったものです。
ネットで検索すると、FM-TOWNSで使っていました! なんて記事が見つかるぐらいの、と~っても古いスキャナなんです。
でも、今でもそれなりに使えるし、そう考えると当時はけっこうな値段だったんじゃないかなあ。
今ではYahooオークションで500円とかついてたけど・・・。
オレの場合は頂きものなわけだし。
で、困りものなのが、SCSI 接続なんですよ。
オレなんてPC触るようになったころにはWindowsXPが出ていたってなぐらいの新参者だから、SCSIなんて解りません。
SCSIのスキャナは起動前に電源を入れておかないと認識しない、ってな常識も、嫁さんに教えてもらうまで知りませんでした。
オレ的には ターミネーター = シュワちゃん だし。
嫁さんはWindows3.1時代の人だから、SCSI は 日常品です。(笑)
今もメインのPCにSCSIが繋がっていて、外付けのSCSI MO が改造されて3.5インチベイに内蔵されていたりします・・・。
そういう嫁です。
ターミネーター = SCSI な人です。
で、スキャナを使おうと思ったらSCSI繋げるのが嫁さんのPCしか無いわけですよ。
しかも、メーカーから出ているドライバは Windows98 までのものしか出ていません。(2000では使えるみたいだけど)
そんなわけで、わざわざ嫁さんのPCに Windows98 をデュアルブート できるようにインストールして、スキャナを使いたい時はいちいち Windows98 を起動して使っていたんです。
そんな折、@ITの Linux Tips で「Linuxに接続したスキャナをWindowsから使うには」ってな記事が出ました。
へ~、Linuxだと、スキャナの共有までできてしまうのか!すげ~!
これができれば、スキャナを使う時にいちいち嫁さんに頭下げなくても済むなあ。
嫁さんも、スキャナを使いたい時にWindows98を起動するのが面倒だったので、これができれば願ったり適ったりです。
で、オレのLinuxマシンにSCSIのPCIカードを載せようという話になったわけです。
@ITの Linux Tips の「SCSI接続のスキャナを使うには」を見ると、そんな難しそうでもなかったし、ネットで調べると、LinuxでIX-4025を使用されている方もいらっしゃったし、ま、なんとかなりそうだなと思ったわけです。
そこで、秋葉原のソフマップの中古売り場に行きました。
嫁さんが言うには、とりあえずAdaptecの製品を買えば間違いない!とのことなので探しましたが、今でもけっこうあるものですね。ピンからキリまで。
Ultra SCSI だとまだ\2000以上しています。古くて安いものだと数百円であります。
嫁さんに見繕ってもらったところ、 Adaptec AHA-2940J(SCSI-2 のパッケージ品) が\1000ちょっとなので、これぐらいが遊び(?)に使うには相場ではないかということになり、買いました。
レジで中を確認してもらったところ、なんと新古品なんだそうです。ボードがパッケージされたままなんです。
よく、今の時代まで誰にも使われずに残っていたなあ。
対応OSがWindows95って書いてある時代のものなのに。
中古しか無いと思っていたので、らっき~!
このボードが正常に使えるのか試すために、LinuxマシンにデュアルブートしてあるWindows98を起動し、スキャナのドライバをインストールした所、きちんと使用できました!
とりあえずは、第一段階クリア!
・・・この後、大変な作業になろうとは、その時は知る由も無かったんですが・・・。
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