« Linuxに接続されたスキャナをWindowsから使う | トップページ | librettoU100にVineLinux4.0をインストールする »

2006/11/27

VineLinux4.0をインストールする

ついに!VineLinux4.0がリリースされました!

早速インストールしたのですが、3.xと比べて完成度の高さに感動してます。
ネットで検索しても、いい評価が目立ちますね。
デスクトップ関連と、Windowsとの連携強化部分は本当に使いやすいです。


そんなわけで、VineLinux4.0をインストールした時のメモです。

今までVineLinux3.1をインストールしていたPCに、VineLinux4.0をクリーンインストールしました。
アップグレードインストールが、3.2しかサポートしていないのと、2.6→3.1へのアップグレードで失敗したからです。
4.0は3.2からだいぶ進化しているので、アップグレードは素人の手にはおえないんじゃないかと思ったわけです。


ハードのスペック
CPU      Pentium3 1Ghz
マザーボード ASUS TUSL2-C-WOA
メモリ      512M
グラフィックボード Matrox MillenniumG450
LANカード  Pragmatic UE1211D-TX (100BASE-TX)
SCSIホストアダプタ Adaptec AHA-2940J
モニタ MITSUBISHI Diamondcrysta RDT176S
ってなスペックです。

インストール自体は特になんの問題もなく進みました。
モニタの解像度が1024×768になっていたので、1280×1024に変更したぐらいです。
大変苦労したSCSI関係も、自動で認識してました。

今回はファイアウォールの設定もできるのですが、あとでいろいろとサーバソフトをインストールするので、ファイアウォールは使用しませんでした。

インストール終了後まず驚いたのが、
sambaのクライアント関係は、デフォルトでインストール済みなんです。
しかも、ファイルマネージャ(Nautilus)からWindowsの共有フォルダへアクセスできるんです。
「場所」タブの「サーバへ接続」で、Windows共有フォルダに接続できます。

これはすごい!
Knoppixなどでは既にファイルマネージャからsmbプロトコルが使用できたのですが、VineはWindowsとの共有と言う面ではかなり遅れていたんです。
4.0になって、Windowsとの連携や、デスクトップPCとしての使い勝手が大幅に向上したと思いました。
Windows上のファイルも、エディタのファイル名は文字化けするのですが、ファイルマネージャ上では文字化けしなくて、このへんもうまく作られているな~と思いました。
GNOMEも、昔はもっちりした動きだったのですが、4.0のGNOMEはかなりサクサク動いている印象です。

さて、OSインストール後の設定をします。
このPCは今まで主に、ファイルサーバ、スキャナ共有サーバ、RDServiceを使って東芝のハードディスクレコーダのダビング用サーバとして使っていたので、とりあえず最低限その環境までは作ろうと思いました。

Sambaサーバは、インストールする必要があります。
インストールは、デスクトップ→システム管理→Synaptic パッケージマネージャを使えば簡単にできます。
4.0のSynapticは、日本語化がだいぶ進んだ感じです。

Sambaのインストールや設定は、3.1時代と変わっていません。
過去記事の
Sambaをインストールする
SWATの設定をする
Sambaの設定
と、だいたい同じです。
Sambaのデーモンを起動させる時は、デスクトップ→システム管理→サービスの管理 を起動して、sambaにチェックを入れるとコマンド打たなくてもいいので簡単です。

SWATは、デフォルトでは今までと同じくinetdを使っています。
inetdも一緒にインストールされますが、インストール直後は起動していないので、
# /etc/init.d/inet start
とコマンドを打って起動する必要があります。
再起動時の自動起動は設定済みのようです。


次に、スキャナサーバにするので、saneをインストール。
ついでにxsaneもインストールしようとしたけれどもデフォルトではSynapticに表示されないのでSynapticのリポジトリを変更しました。
Synapticの 設定→リポジトリ の各セクションに、extras を追加します。
セクションは、全体で
main plus updates nonfree extras
になります。

前回はsaneの他にいろいろとインストールしましたが(汗)、saneとxsaneのみインストールすればOKだったんですね。
(依存関係はもちろん一緒にインストールするんだけど)

VineLinux3.1の時は、/etc/sane.d/dll.conf 内は全てコメントが外されていたのに対し、今回は全部コメントされているので、使用するスキャナのドライバのコメントをはずす必要があります。
(オレんちはcanonドライバ)
また、VineLinux3.1の時は XSane は アプリケーション→グラフィックス から起動できましたが、今回は設定してくれないようなので、
コマンドから
$ xsane
で起動します

Windowsなどからネット越しにスキャナを使う場合は注意が必要です。
VineLinux4.0 では /etc/service が書き換わっているので、6566ポートをinetdにあわせて書き直す必要があります。
/etc/service
の、6566ポートをコメント&追加します。

#sane-port 6566/tcp # SANE Control Port
#sane-port 6566/udp # SANE Control Port
sane 6566/tcp saned # SANE network scanner daemon

これで ネットワークからsaneが使えるようになります。

動画再生環境も作っちゃいます。
RDServiceで動画ファイルができるので。
参考ページ
Shino's Bar InternetDVDを見よう! (xineの導入)

3.1ではMPlayerを使いましたが、4.0ではデフォルトで totem がインストールされているので、これを使います。
totem-xine
xine-lib-w32dll
をSynapticでインストール。
とりあえずコーデックはこれだけにしました。
これでいちおう動画の再生はできます。

ついでに、DVDを観れる環境にします。
http://download.videolan.org/pub/libdvdcss/1.2.9/rpm/
から libdvdcss-1.2.9-1.src.rpm を適当な場所にダウンロード。
rpm に rebuild します。
# rpm --rebuild libdvdcss-1.2.9-1.src.rpm

書き込み完了: /usr/src/vine/RPMS/i386/libdvdcss2-1.2.9-1.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/vine/RPMS/i386/libdvdcss2-devel-1.2.9-1.i386.rpm

という所から、RPMの作られた場所がわかります。
RPMをインストールします。
# cd /usr/src/vine/RPMS/i386/
# ls
libdvdcss2-1.2.9-1.i386.rpm libdvdcss2-devel-1.2.9-1.i386.rpm
# rpm -ivh libdvdcss2-1.2.9-1.i386.rpm
準備中... ########################################### [100%]
1:libdvdcss2 ########################################### [100%]

これで、DVDも観れるようになりました。

RDServiceを使うには、Javaがいります。
ってんで、Javaをインストール。
いちおうJREではなくてJDKをインストールしておきます。
(使わないかもしれないけど)
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/download.html
からJDK5.0をダウンロード。
同じページにインストールガイドがあるので、その通りにインストールします。
/usr/javaにインストールされるので、
# cd /usr/java/
へ移動。
jdk1.5.0_09へjdkでアクセスできるようにリンクを作っておきます。(バージョンが変わっても大丈夫なように)
# ln -s jdk1.5.0_09 jdk

起動時にJavaへPathが通るように、
/etc/profileを修正します。
# vi /etc/profile
ファイルの最後に以下を追加
export JAVA_HOME=/usr/java/jdk
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin:$JAVA_HOME/lib

設定を反映します。
# source /etc/profile
$ source /etc/profile
Javaが入っているか確認します。
$ java -version
java version "1.5.0_09"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_09-b03)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_09-b03, mixed mode, sharing)


せっかくなんで、FirefoxのプラグインにJavaを追加。
プラグインのフォルダにプラグインのリンクを置きます。
# cd /usr/lib/firefox-2.0/plugins/
# ln -s /usr/java/jdk/jre/plugin/i386/ns7/libjavaplugin_oji.so .
# ls
libjavaplugin_oji.so@ libnullplugin.so* libunixprintplugin.so*

Firefoxのアドレスバーに以下を入力して確認
about:plugins


ちなみに、RDServiceのインストールは、以前と全く同じです。

オマケ
ntpサーバの設定も簡単にできます。
システム管理→サービスの管理で、ntpサーバを起動させておくと、
システム管理→時刻と日付の設定で、外部ntpサーバと時刻の同期ができます。


これで、だいぶ以前の環境に近づいてきました。
あ~疲れた。

まだ、ひろちゃんイチオシのXPenguinsが入っていないではないか!だって?
それはlibrettoに入れることになるんです!
そう、librettoにもインストールしちゃったんです。(笑)
その話は、次書きます。

|

« Linuxに接続されたスキャナをWindowsから使う | トップページ | librettoU100にVineLinux4.0をインストールする »

VineLinux」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54336/12839901

この記事へのトラックバック一覧です: VineLinux4.0をインストールする:

» Vine Linux 4.0 インストールしたという声 [watts_nagomi]
前回のエントリ、「Vine Linux 4.0 が正式公開」にトラックバックをい [続きを読む]

受信: 2006/11/29 21:00

« Linuxに接続されたスキャナをWindowsから使う | トップページ | librettoU100にVineLinux4.0をインストールする »