UbuntuEx を librettoU100 にインストールする
librettoのVineをアップデートしようと思い起動したのですが、無線Lanに接続できません。
今までもたまに動作が不安定な時がありました。
でもその場合でもwpa_supplicantを再起動するなりすれば、回復していました。
今回は、どうしても回復しません。
wpa_supplicantを使用せず、Wepでも接続してみましたがうまくいきませんでした。
う~ん、原因が全く判りません。
7月ごろにmadwifiのアップデートがあったので、その影響かもしれません。
いろいろ設定を触っていましたが、VineでもUbuntuのように簡単に無線LANに接続できれば・・・と思うと、気力が失せてきました。
挙句の果てに、じゃあ、Ubuntuをインストールすればいいじゃん。という風に考え始めました。
Vineの方がWindowsファイル共有でファイル名が文字化けしないという利点はありますが、無線Lanが簡単に使えるUbuntuはやっぱ魅力です。
ごめんねVine! Ubuntuに浮気するけど、やっぱりVineが一番さ!
とか言い訳したりしなかったり。
(デスクトップPCとWebサーバはVineLinux一筋です!)
USBメモリにUbuntuをインストールした際、Ubuntu日本語版を使うよりUbuntuExを使ったほうがlibrettoU100のIntel855GMEチップセットをしっかり認識してくれるのを確認済みなので、UbuntuExをインストールすることにしました。
ちなみに、作者は受験勉強のためUbuntuExの開発を終了するそうです。受験合格したら、次バージョンのUbuntuEx作ってください!
さて、インストールですが、現在 librettoU100 にはWindowsXPとVineLinuxをデュアルブートさせています。
このデュアルブートをNTLoaderでデュアルブートしているため、MBRを破壊しないようにインストールしなくてはいけません。
と言っても、ブートローダーをPBRにインストールするように変更すればいいだけの話なんで、今のオイラには「へ」みたいなもんです。
UbuntuExをCDから起動させて、インストール。
画面にしたがってぱっぱっぱっと。面倒な設定はほとんど無し。Linuxのインストールもここまで簡単になったかぁと言った印象です。
ハードディスクは、Vineの領域をそのままUbuntuの領域にしました。
で、フォーマットしてインストールして完了!
・・・ブートローダーの設定していないんだけど?Vineじゃどこにインストールするかとか聞くよね?
ネットで調べると、インストールする直前に、オマケ設定みたいのがあったらしい。気付かなかったぞ!?
・・・が~ん!MBRをLinux用に上書いてしまったか!?
起動させると、案の定、LinuxのGRUBが先に立ち上がってしまう・・・。
いやだ~。ノートPCだからNTLoaderから起動させたいんだ~!
ま、こんな状況でも、fixmbr コマンドを知っているオレには怖いものはない!
で、回復コンソールってどこにあったっけ?
リカバリディスクかな?と思ってリカバリディスクを入れてみたが、どうも違うみたい。
で、このせいかどうか知らないけど、本格的にMBRを破壊したらしく、GRUBすら起動しなくなってしまいました。
この辺からたぶん顔面蒼白になっていただろう。
虎の子の、SDメモリにインストールしたMBMをブートさせ、各PBRから起動させると、WindowsXPもLinuxも起動させることができました。
とりあえず一安心。
Linuxが起動できるのは、Vine用のGRUBがUbuntuのPBRに残っていたからかな?よく解りませんが、とりあえず起動だけはできるようです。
あとは、fixmbr をコマンドするのみなのだけど、回復コンソールはどこにあるんじゃぁ!
マニュアルを見ると、WinodwsXPを起動させてインストールする必要があるらしい。
危うく、起動できないからインストールしたいんだけど、起動しないとインストールできないという、鶏が先か卵が先か状態になる所でした。
MBMのブートSDを作っといて良かった・・・・。こいつに何度助けられたか解らない。
で、インストールして、回復コンソールを起動させてみたのですが・・・。起動しない。
MBRが壊れているとダメなのかな?MBRを修復する為に起動したいんだけど・・・。
がーん。鶏が先か卵が先か状態になってしまいました。(T_T)
もうここは、オレの力のみでは無理だぁ。
嫁さんにWindowsXP ProfessionalのインストールCDを借りて、回復コンソールを起動したのでした。
librettoDVDドックが無かったら、死んでました・・・。
回復コンソールからfixmbrコマンドを打てば、見事復活!
気を取り直して、Ubuntuの設定です。
無線LANも自動で認識、Vineで散々苦労したWPA-PSKでの接続も簡単!
基本的に、システム→システム管理→日本語セットアップヘルパ の、制限つきパッケージ集を実行しておくとデフォルト設定で使いやすいです。
こういう割り切りの良さもUbuntuの魅力ですね。
Linuxが初心者向けでないのは、一般的に必要なアプリケーションがライセンスや法的な問題により自分で探して入れなくてはいけないものがあり、そのためにはかなり高いスキルが要求されたりする所ですから。
デフォルトメーラーのEvolutionが日本語環境では使いにくく(添付ファイル名がUTF8でないと文字化けする)、私は日本語セットアップヘルパでインストールしたSylpheedを使用しています。
使いやすさはVineLinuxで経験済みですし。
唯一ハマったのがTotem Media Player の動画の再生。
USBメモリから起動した時から気付いてはいたのですが、音だけ聞こえて画面が真っ暗になってしまうのです。
原因はなんだろう??
Vine設定時にお世話になったShino's BarのDVDを見よう! (xineの導入)にヒントが載っていました。
totem-xineでビデオドライバを設定するには、
~/.gnome2/totem_config に
video.driver:xshm
を加えるといいらしい。
おお!確かにTotemをtotem-xineにして上記設定をすると動画が見れるようになった!
でも、totem-gsteamerにすると、上記設定でも真っ暗なまま・・・。う~ん、解らん・・・。
さらに調べていると、非公式 Ubuntu 7.04 (Feisty Fawn) 初心者用ガイド ってところに情報がありました!
ビデオ再生中の黒いウィンドウ表示を修正するには
totem-gsteamer など GStreamerを使用する場合は、
ターミナルで
$ gstreamer-properties
とコマンドを打つと(普通のユーザーでOKでした。)、なんか設定画面が出てきます。
「ビデオ」タブをクリックし、
「デフォルトの出力」の「プラグイン(P)」を「Xウィンドウシステム(Xvなし)」にセットします。
「テスト(T)」ボタンをクリックすると、ビデオ再生が動作するのを確認できます。
(TV放送テスト用のカラーストライプが表示されます。)
「閉じる(C)」ボタンをクリックして閉じればOK。
これで、Totemでストリーミングの動画再生ができるようになりました!
あ~大変だった。
Ubuntuと言えども、まだまだ初心者がWindowsを使うみたいに使うには敷居が高いのかな。
しかし、Ubuntuは動けば快適です!
普段VineのGNOMEを使っていたから、操作に戸惑うことは無いです。
ファイル共有で文字化けするのだけはご愛嬌。
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