Ubuntu8.04 に XPenguins をインストールする
XPenguinsは以前記事にしましたが、たくさんのペンギンがデスクトップ上を暴れ回るソフトです。
それを、Ubuntu8.04にインストールしてみよう、ってなことです。
ちなみに、Ubuntu7.04で試したときはアプレットがうまく動かなかったのですが、8.04では問題なく動きました。
インストール方法ですが、
システム→システム管理→Synapticパッケージマネージャ を起動します。
検索から、 xpenguins と検索すると、
xpenguins
xpenguins-applet
の2つのパッケージが検索されるので、xpenguins-appletをインストールします。
この時、xpenguinsもインストールされます。
インストールが終わったら、画面上部、または下部のパネルを右クリックし、「パネルへ追加」を選択します。
パネルへ追加可能なアプレットの一覧が出てきますので、XPenguinsを選択します。
インストール直後だと、この部分が表示されないことがありますが、その場合再起動すれば表示されます。
こんな感じになるので、ペンギンマークの隣の「Start/Pause Penguins」を押せば、ペンギンがわらわらと降りてきます。
XPenguinsをインストールした時にさらに行っておきたいのがテーマの追加です。
追加のテーマは、オフィシャルのページの右側の XPenguins Themes 1.0 って所からダウンロードできます。
VineLinuxでインストールした時は、RPM版をダウンロードし簡単にインストールできたのですが、UbuntuなどDebian系のディストリビューションではRPMでインストールすることが推奨されていません。
この辺はUbuntuのヘルプにも載っています。
alienパッケージをインストールすれば、RPMパッケージをdebパッケージに変換してインストールすることが可能ですが、かなり大掛かりなインストールになってしまいます。
そこで、今回は tar.gz ファイルを解凍して自力でインストールすることにしました。
まず、オフィシャルのページから
xpenguins_themes-1.0.tar.gz
をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを右クリックして「ここに展開する」を選択すると、展開されて themes フォルダができます。
この中のフォルダ全てを、
/usr/share/xpenguins/themes/
へ移動させます。
ちなみにこのディレクトリは、Synapticでxpenguinsパッケージのプロパティを見れば、テーマがここにインストールされているのが判ります。
移動にはroot権限が必要になります。
私はコマンドライン端末を立ち上げて移動させました。
themes フォルダまで移動します。そこから、以下のコマンドを入力。
$ sudo mv ./* /usr/share/xpenguins/themes/
これでOKです。
テーマを追加すると、こんな感じ。
おいおい、こんなキャラを勝手に使っていいのか!?という所が別の意味で笑えます。
xpenguins-applet をインストールしていれば、動作設定も画面で行えます。
パネルのペンギンマークを右クリックして「Properties」を選択します。
この画面では、ペンギンの数や描画速度を変更できます。
また、以下の設定ができます。
Ignore popup windows
ペンギンはウィンドウで跳ね返ったり、ウィンドウに踏まれて死んだりするのですが、ポップアップウィンドウでその動作を行いたく無い場合にチェックします。
Do not show gory death sequences
ペンギンはウィンドウから飛び降りるときに、たまに失敗して死ぬときがあるのですが、その時に血飛沫が飛びます。
これを表示したく無い場合にチェックします。
次の設定の照準で撃った場合も血飛沫が飛ぶのですが、ここをチェックすると爆発するのでお子様も安心仕様になります。
Squish Toons
ここをチェックすると、カーソルが照準になって、ペンギン上でクリックするとペンギンが撃たれて死にます。
Do not show angels
ペンギンは死ぬと天使になって飛んで行くのですが、これを表示したくない場合にチェックします。
とまあ、設定項目を見ても、ブラックユーモアたっぷりな笑えるソフトということが判ります。
これを作った人は、きっと愉快な人なんだろうなあ。
この画面でテーマを選択します。追加したテーマも表示されます。
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