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2008年7月

2008/07/14

玄箱にUSB接続でハードディスクを増設する

前回、玄箱HGのSATA追加に失敗し、1T(テラ)のハードディスクが余ってしまったわけですが、玄箱容量増設計画として以下が考えられます。

1.今後PCを新調した時にでもハードディスクのモードを3.0G/sから1.5G/sに変更して玄箱に搭載する。
  それまでハードディスクを保管しておく。

2.1Tのハードディスクを外付けケースに入れてWindowsで使う。
  フォーマットはNTFS。

3.1Tのハードディスクを外付けケースに入れて玄箱に増設する。
  フォーマットはext3

1では、PCを新調するまで玄箱のディスク容量が持ちません。
2と3で迷いましたが、NASの利便性を知ってしまっては、もはや外付けには戻れません。
玄箱はNTFSを認識できないので、ext3でフォーマットし、外付けケースを玄箱専用にします。

そんなわけで、またまた秋葉へ。
とりあえず石丸電気はスルーし(笑)いろんなお店のハードディスクケースの値段を見てみました。
すると、タイミング良くT・ZONEで外付けケースの安売りをしていたので買ってきました。
センチュリーの 冷やし系HDD検温番 CLS35EU2BF です。
SATAⅡ3G対応を確認したのは言うまでもありません。

さて、SAMSUNG の HD103UI を外付けケースに入れて玄箱で認識できるか試してみます。
$ tail -f /var/log/messages
とコマンドを打って、messagesの更新をリアルタイムで見れるようにしておきます。
外付けケースのUSBを玄箱前面のUSBに挿すと、scsiとして認識できているメッセージがずらずらと出てきました。
問題無し。

ここからフォーマットしたりなど大変なのですが、世の中にはコマンドを残してくれている方がいらっしゃるもので、
嗚呼。物欲物語。。 玄箱HGにUSBリムーバブルハードディスクを接続してみる
の内容を、まるまる参考にさせて頂きました。
ちなみに最初、コマンドでフォーマットするのが面倒だったのでKnoppixのGpartedからフォーマットしたら、なぜか玄箱でマウントできなくて諦めました。

ハードディスクのフォーマット後、「玄箱の本」で説明しているようにmurasakiを設定すべきかどうか迷いました。
外付けを抜き差しするならmurasakiの設定をしておくとマウントしなくて済むので楽です。
バイナリも「玄箱の本」にあるから、そう難しくもなさそうだし。

でも、フォーマットがext3なので、Windowsでは使えないし、外付けハードディスクとして使う出番は少なそうです。
オレはLinuxで使えるけどな。

それだったら /etc/fstab の追加のみでOKかな、と思い、このファイルだけ修正しました。
具体的な方法jは、上記のリンクに全部載っています。楽できました。

これで、我が家の玄箱の容量は1.3T(テラ)になりました。
でも、予算より7千円オーバーするハメに。
安物買いの銭失いとはまさにこのことですね・・・・。

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玄箱のSATA追加で失敗する

玄箱はIDEのハードディスク用のNASですが、SATAを繋げるアダプタでKURO-SATAというのが出ています。
最近ではSATAのハードディスクの値段の下落がIDEに比べ大きく、次に玄箱にハードディスクを換装する時はSATAを載せることになるな、と思い、KURO-SATAを購入していました。

そんな中、玄箱HGの300Gのハードディスクの2/3ほどが埋まり、そろそろハードディスクを載せ換えないといけないなあと思っていたときに、500GのSATAハードディスクがついに6千円台に突入しました。
500Gが7000円でおつりが来る時代になるなんて!

好機到来! そんなわけで、秋葉までハードディスクを調達に行きました。
予算は1万円くらいを見込んでいます。
で、駅前の石丸電気のDOS/V工房を覗いて見た所、週末の個数限定で1T(テラ)のハードディスクが12,980円で売っていたのです。
げげ~!予算に3千円追加で単位が変わるなんて!
他のお店も見に行ったのですが、500Gで7千円未満の価格は見るものの、1Tで1万3千円を切る価格というのはありませんでした。
予算を少し超えるが、500Gだとまたすぐにハードディスクがいっぱいになりそうな気がするし、1Tを買っておく方がいいかも!と思ってきました。

ちなみに、そのハードディスクは SAMSUNG の HD103UI です。
3.5インチながらノートPC並みの5400RPMってのが特徴で、逆に速さを重視しない環境では消費電力が減るのでNASに最適だと思いました。

そんな訳で、HD103UIを購入し、玄箱HGにKURO-SATAと共に換装して起動させた所・・・・・。

起動しない! そんなバカな!
電源を入れると、ハードディスクが少し動いた所でDIAGが6回点滅します。
これは、ハードディスク不良の際に出るエラーです。

とりあえずハードディスクに付属している説明書を読んでみました。
すると英語で、

レアケースで、SATA1.5G/s のインタフェースだとSATA3.0G/sのデバイスを認識できない。

のようなことが書かれていました。
この場合は、メーカー提供のソフトを使用してハードディスクを1.5G/sのモードに切り替える必要があるそうです。

KURO-SATAがこのパターンに含まれる可能性は十分にあります。
KURO-SATAは1.5Gのものだし、なんたって玄人志向だからな。

でもそういう場合って、ジャンパの設定を変えるなりしてモードを切り替えるのが普通なのではないかい?
ネットで検索した所、
日立HGST製のSATA HDDでも同じ問題が出ているようです。
jBlog 日立HGST製SATA HDDを認識出来ない問題の解決方法
やはりこちらもツールを使用してモードを切り替える必要があるそうです。

仕方が無いので SAMSUNG のページに行ってソフトを一式ダウンロードしてきました。

が・・・。これってどうやって使うのだ?フロッピーにインストールしてブートディスクを作るのはいいが、変換コネクタが認識できていないハードディスクを認識できるのか?
ウチにはあいにく、SATAを接続できる機器がありません。
KURO-SATAが唯一のSATA接続機器だったのです。
ダメ元でハードディスクをKURO-SATAで繋いで、IDE→USB変換してPCに接続し、フロッピーから起動した所、やっぱりダメでした。

SATAが認識できなくて困っているのにSATAが使えないと設定変更できないなんて!
ルータのマニュアルがネット上にあるってぐらい不条理な展開だ!

ダメ元で石丸電気に返品の電話をした所、相性問題は返品対象にならないらしく、やっぱりダメでした。
ああ、普段全然行かない石丸電気なんかで値段につられて買ってしまったのがそもそもの原因です。
他のお店ではハードディスクの相性保証をやっているお店もあるってのに!
こういう所をしっかりやってくれないと石丸では怖くて買えんぞ!店員は回転数の説明しかしなかったっつーのに~!

さて、玄箱の容量増設計画とこのハードディスク、どうするべきか・・・。
高い勉強代になりました。

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