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2009年12月

2009/12/31

Linux で Kega Fusion を使う

お気に入りのメガドライブエミュレータの KEGA Fusion が3.63にバージョンアップしていました。
Windowsでは有名なエミュレータですが、なんと3.62以降、Linux版、Mac版まで作ってくれています。
Linux版の出来が大変良かったので記事にしてみました。Linuxでセガエミュレータを使いたい人には朗報です。

まず、VineLinux5にインストールしてみました。
RPMとかはなく、tar.gzだけです。でも解凍するとバイナリファイル1個だけなのでインストールは簡単です。
ユーザーのhomeにでも解凍してダブルクリックすると、Windows版同様に使えます。
VineでSelfBuildで提供してくれているGENSやDGENより軽くて良く出来ています。
Pentium3の1Ghz、グラフィックが Matrox MillenniumG450 な環境で快適に動きました。(GENSだとメガドラのゲームでガクガク。)

Kega Fusion自体の設定も簡単で、
Options の
Perfect Sync にチェックを入れる。(シルフィードが動くようになる)
Use Alternate Timing もチェック
Sleep While Waiting もチェック(CPU使用率が下がる)
ぐらいです。
ジョイスティックも普通に使えます。(ボタンの設定は必要ですが。)

ただし、メガドライブはBIOS無しで動きますが、メガCDや32XはBIOS必須です。
シルフィードが問題なく動くのには感動しました。
(画面はUbuntuでのスクリーンショットです。)
Silpheed


次に、ノートPCのUbuntu9.10にインストールしてみました。
動作に問題無し。バーチゃレーシング(メガドラ版)もこの通り。
Virtuaracing
PentiumM733(1.10Ghz)&オンボードグラフィック(855GME)ってなスペックでもCPU使用率9割ぐらいで動きます。

ただ、パッケージでは無いので当然のことながらメニューには登録されません。
そこで自力でメニューに登録しました。
メニュー(「アプリケーション」と書いてある所)を右クリック、「メニューの編集」を選択すると、メニューを追加できます。
昔のGNOMEはメニューの編集が大変だったけれども、今は簡単にできます。

メニューに表示するアイコンが必要ですが、Kega Fusion には付いてきません。Windows版だとKマークなんですけどね。
そこで、ネットでメガドライブのアイコンを探した所、作っている方っていらっしゃるのですね。
アイコンの部屋からクールなメガドライブアイコンをダウンロードしてきました。
Screen
こんな感じです。

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2009/12/28

オメガドライバ導入

最近、Windowsパソコンが不安定になってきました。
通常使う分には問題が無いのですが、DirectXやOpenGLでグラフィックボードに負荷が掛かると、DVDやフロッピーのアクセスランプが点灯し、さらに負荷を掛け続けるとOSが落ちて再起動する、というパターンです。

グラフィックボードに負荷が掛かると落ちるので原因はグラフィックボードのドライバっぽいです。
ちなみにグラフィックボードは、ATIの RADEON9600Pro です。
ドライバの再インストールも手なのですが、この際、オメガドライバを入れよう、と思ったわけです。

で、どこからダウンロードできるのか調べたのですが、サイトのURLが変わってしまったのか、古いサイトからのリンクだと、違ったページに飛ばされます。
ウィキペディアのRADEONの項目からだと正しくリンクされていました。
ちなみに http://www.omegadrivers.net/ です。

OmegaDrivers を選択すれば、NVIDIA Omega Drivers か ATI Omega Drivers を選択します。
後はOSを選択すればダウンロードします。
ダウンロードサイトが複数登録されていますがダウンロード方法が全然違うので、判り易いサイトを選べばいいと思います。


私はインストールをセーフモードで行いましたが、インストール時の文字が潰れて読みにくかったです。
インストールは普通に行い、既存のドライバのアンインストールからセーフモードで行うのがいいかもしれません。

セーフモードの「アプリケーションの追加と削除」(Windows2000なもので・・・)から既存ドライバをアンインストールし、オメガドライバをインストールして再起動、再起動時にグラフィックカードのドライバを選択することになるので、オメガドライバのインストール先を指定すればOKです。

ただし、この時、dllが1つ見つからずエラーになりました。
atioglx1.dll です。
とりあえずその場は無視してインストールを続行し再起動。
無事起動したので、オメガドライバのインストールフォルダから上記dllを探したのですが見つかりませんでした。
C:\ATI に純正ドライバのdllが残っていたので、そこから検索したらありました。
そこで、純正ドライバのdllをオメガドライバのインストールフォルダにコピーし、グラフィックカードのドライバを再設定しました。

ATI Tray Tools は最初英語でアセりますが、Tools&Options→General Options を選択すれば日本語に変更できます。


使用感ですが、格段に負荷に耐えられるようになりました。
これは、純正のドライバから変えたから、というのでは無く、もともとドライバが壊れかけていたんでしょう。
かなり負荷の掛かるようなことをすると、同じように不安定になりました。

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