Linux で Kega Fusion を使う
お気に入りのメガドライブエミュレータの KEGA Fusion が3.63にバージョンアップしていました。
Windowsでは有名なエミュレータですが、なんと3.62以降、Linux版、Mac版まで作ってくれています。
Linux版の出来が大変良かったので記事にしてみました。Linuxでセガエミュレータを使いたい人には朗報です。
まず、VineLinux5にインストールしてみました。
RPMとかはなく、tar.gzだけです。でも解凍するとバイナリファイル1個だけなのでインストールは簡単です。
ユーザーのhomeにでも解凍してダブルクリックすると、Windows版同様に使えます。
VineでSelfBuildで提供してくれているGENSやDGENより軽くて良く出来ています。
Pentium3の1Ghz、グラフィックが Matrox MillenniumG450 な環境で快適に動きました。(GENSだとメガドラのゲームでガクガク。)
Kega Fusion自体の設定も簡単で、
Options の
Perfect Sync にチェックを入れる。(シルフィードが動くようになる)
Use Alternate Timing もチェック
Sleep While Waiting もチェック(CPU使用率が下がる)
ぐらいです。
ジョイスティックも普通に使えます。(ボタンの設定は必要ですが。)
ただし、メガドライブはBIOS無しで動きますが、メガCDや32XはBIOS必須です。
シルフィードが問題なく動くのには感動しました。
(画面はUbuntuでのスクリーンショットです。)
次に、ノートPCのUbuntu9.10にインストールしてみました。
動作に問題無し。バーチゃレーシング(メガドラ版)もこの通り。
PentiumM733(1.10Ghz)&オンボードグラフィック(855GME)ってなスペックでもCPU使用率9割ぐらいで動きます。
ただ、パッケージでは無いので当然のことながらメニューには登録されません。
そこで自力でメニューに登録しました。
メニュー(「アプリケーション」と書いてある所)を右クリック、「メニューの編集」を選択すると、メニューを追加できます。
昔のGNOMEはメニューの編集が大変だったけれども、今は簡単にできます。
メニューに表示するアイコンが必要ですが、Kega Fusion には付いてきません。Windows版だとKマークなんですけどね。
そこで、ネットでメガドライブのアイコンを探した所、作っている方っていらっしゃるのですね。
アイコンの部屋からクールなメガドライブアイコンをダウンロードしてきました。
こんな感じです。
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