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2010年11月

2010/11/06

WindowsXP Mode を VMware Player で動かす

せっかくWindows7 Professionalを持っているので、WindowsXP Modeを使ってみることにしました。
雑誌とかネットの情報ではよく、WindowsXP Mode を VMware Player で使う方法が載っています。
というのも、VMware Player3 では 本家 Windows Virtual PC では使えないDirectX9が使えるからです。
今は無きPC-Japanの2月号を参考に設定しました。

まず、WindowsXP Mode をダウンロードし、インストールします。
VMware Playerを使うので、 Windows Virtual PCのダウンロード&インストールは不要です。

次にVMware Player3 をダウンロードし、インストールします。
ダウンロード時に、いろいろと個人情報を聞かれます。こういう所がいまいちVMwareを好きになれない所です。

VMware Player を起動し、ファイルメニューから、「Windows XP モード仮想マシンのインポート」を選んで、後は指示通りに進んでいけばOKです。

VMware Player ではスナップショットが作れないので、NHMをダウンロードし、インストールします。
一度VMware Player を起動し、画面解像度の設定など基本的な設定を終わらせてから、NHMを設定します。

NHMはスナップショットをツリー状に残せますが、実行できるのは最後のツリーのみです。
だから、最初に同レベルに「通常用」と「テスト用」を作っておき、「通常用」から作った子と「テスト用」から作った子を使うようにすれば、それぞれいざという時にインストール後の状態に戻せます。


ま、設定自体はネット上に情報があるし、雑誌にも載っているしで、簡単だろうと思って設定したのですが、VMware Player 起動時に毎回「ホスト USB デバイスの接続が無効になりました。VMware USB Arbitration Serviceの接続に失敗しました。」というメッセージが出てUSBが使えなくなります。

イベントビューアの管理イベントでは、
「VMware USB Arbitration Service サービスは、次のエラーで終了しました:
システムに接続されたデバイスが機能していません。」
とログがでています。

何かのサービスっぽいので、管理ツールのサービスを見ると、VMware USB Arbitration Service が停止しています。
手動で起動しても、エラー31が返ってきて起動しません。

ネットで情報を探したところ、「行先不明」のページ「そこはかと」のページで対策が紹介されていました。
AMD USB Filter Driver が原因で、これを削除すればよいそうです。
なるほど。オレんちのマシンも、もろにAMDだからなあ・・・・。

AMD USB Filter Driverというのは、USB1.0/1.1 オーディオデバイス用フィルタードライバ ということで、USBオーディオ機器につないだ時のパフォーマンスを上げるためのものだとか。
デスクトップPCにはまず不要なため、削除してしまいます。

コントロールパネル→プログラムと機能→ATI Catalyst Install Manager→アンインストールマネージャ→カスタム
でAMD USB Filter Driverを削除
その後、VMware Player を起動してみると正常に起動し、USBも使えるようになりました。


セキュリティソフトは有料のものを入れる気がしないので、無料のものから選ぶことになるのですが、
Microsoft Security Essentials を入れることにしました。
Microsoftのセキュリティソフト、有料の時にはさんざん叩かれたにもかかわらず、無料になったら評価があがった、というなんともなソフトであります。

さて、せっかくDirectXが使えるのだから、その実力やいかに!?
と思い、メディアカイトのゼビウス(要DirectX7)をインストールしてみました。
結果は、何とか遊べるレベルだけど、キャラが多数出てきたときは処理落ちします。
う~ん、ゼビウスでこの程度なので、ほかのゲームでは遊べるレベルじゃ無いんだろうな・・・。
Xevious1
Xevious2


ちなみにメディアカイトのゼビウスは、メーカーのWindows7対応状況に情報が載っていませんが、Windows7 64bit版で問題無く動きました。

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