USB3.0にハマる
先日、嫁の弟からSATAのハードディスクを頂きました。
嫁の弟はクリエイティブな仕事をしている関係上、スペックの高いパソコンで作業をしています。
MacのG5を発売日直後に拝めたりなんかするぐらいです。
未だにPentiumMで開発やってるIT技術者(自分のこと)とはえらい違いです。
そんなわけで、少々古くなったパーツとかたまに頂いたりします。
今回は、1.5Gb/s って書かれているちょっと古いSATAです。
そうは言っても、今のPCに新調するまで我が家でSATAが動くPCが無かった(外付けハードディスクケース1個だけだった)ぐらい、SATAの転送速度はありがた~い一品です。
PCを新調して以来の企画を実現するときがやってきました。
新調したPCには、USB3.0 が付いているのです。
最大データ転送速度が5Gbpsっすよ!外付けハードディスクで、ハードディスクの転送速度を出し切れるんすよ!
これでOSを起動したら内臓ハードディスクに匹敵するぐらいサクサクに動くに違いない!
そこで、USB3.0対応のハードディスクケースを買ってきました。
Owlteckのガチャポンパッ! SMART3.0です。
ちなみにe-SATAは付いていないのですが、ま、USB3.0があれば、もうe-SATAなんて不要さ。
こいつにUbuntuを入れて動かしてやろう、ってな算段です。
Ubuntu10.10のライブCDで起動した所、何のことは無くUSB3.0の外付けハードディスクを認識しました。
UbuntuとGRUBを外付けハードディスクにインストールしました。
インストールの早いこと早いこと。もう時代はUSB3.0だね!
インストールが終わって起動してみました。
で、問題発生。
BIOSでリムーバブルメディアから起動できることは確認済みなのですが、起動時のブートメディア選択にUSB3.0のハードディスクが見つからないのです。
そんなはずは!と思いいろいろ調べた所、USBからブートできる≠USB3.0からブートできる ってことなんだそうです。
USB3.0からブートするためには、マザーボードが対応していなければいけないそうな・・・。
がーん。同じ考えでハマる人ってけっこういるんだろうな・・・。
また、Ubuntu10.10ではそれ以外にも問題があり、起動時のカーネルがUSB3.0を認識できないため、たとえブートに成功してもそこからOSを起動することができないそうです。
Ubuntuフォーラムでは既に起動させている人がいますが、まだ一般レベルで使えるというには程遠い状態ですな・・・。
外付けハードディスクにe-SATAが付いていなかったことがこれほど悔やまれようとは・・・。
| 固定リンク
「Ubuntu」カテゴリの記事
- Ubuntu Studio 22.04 の レイテンシ設定でハマった話(2023.11.05)
- またしても GIGABYTE 970A-D3P マザーボード の罠にハマる。(2021.10.23)
- Ubuntuのファイルマネージャーから古いNASに接続する(2021.07.13)
- OpenMSX を ビルドする。(2021.06.14)
- PC-LL750RG に Ubuntu18.04LTS をインストールしてハマる(2019.05.03)
コメント