« 2011年9月 | トップページ | 2012年4月 »

2011年11月

2011/11/24

USB3.0の外付けハードディスクへインストールしたUbuntu11.10をお手軽に起動する

過去に USB3.0にハマる の記事で書いたように、USB3.0の外付けハードディスクへインストールして、失敗しています。

というわけで、意地でも(でもお手軽に)USB3.0の外付けハードディスクへインストールする、ということです。

そもそも、マザーボードがUSB3.0対応なら、ブート可能と思ってしまうじゃ無いですか。
でも、現実はそんなに甘くなく、BIOSがブート対応していなければそもそも根本的にブートできません。

そう言いつつ、USB搭載マザーが出始めたころはけっこう同じ問題がありました。
USB付きなのにブートができないのが当たり前でした。
でも、最近はUSBブート対応マザーでなくても起動できるように設定できます。
詳しくは本家Wikiの Ubuntu Tips/USBデバイスへのインストール/USBメディアの起動をサポートしないBIOSを持つパソコンでUSB-HDDに通常の方法でインストールしたUbuntuを起動するには
に載っています。

で、ここを参考にUSB3.0での起動を考えた場合、チェーンローダーを使って起動するのが簡単なのですが、私が調べた所ではUSB3.0に対応したチェーンローダーが見つかりませんでした。
MBMとかで起動できれば、何でもアリなんだけどなあ・・・。


でも、ブートすることを考えるから難しいのであって、起動すればUbuntu自体はUSB3.0を認識しているのだし、ブートにこだわらなければいけるかも、と思いました。

昔のVineLinuxとかって、デフォルト設定でインストールすると、/bootを別で作っていました。
というのも、当時のブートローダーのLILOがブートできるハードディスク領域が限定されていたため、/bootのみハードディスクの先頭パーティションに置く、という需要があったからです。

それと同じ原理で行こう。
インストール時、USB2.0にUSBメモリ、USB3.0に外付けハードディスクを刺しておきます。
で、インストール時、パーティションを手動で切ります。
その時、
/boot をUSB2.0のUSBメモリに設定。
ちなみに、私は近頃破格な値段で売っているSDカード1Gを全領域使いました。
容量が少なすぎると、アップデートでカーネルの過去バージョンが増えたときにハマります。

/ を USB3.0のハードディスクへ設定します。
後はswap を搭載メモリより多めに作ります。

ブートマネージャー(GRUB2)は、USB2.0のUSBメモリの先頭(MBR)に入れるよう設定します。
たとえば、USBメモリが sdc の場合、sdc1ではなくsdc に入れるってことです。

これで、OK。
USB2.0にUSBメモリ、USB3.0に外付けハードディスクを刺して、USB2.0のUSBメモリから起動できます。
ブート部分は遅いけど、アプリケーションの読み込みはUSB3.0品質です。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

Windows7 で SMTPサーバを使用する

職業柄、Webアプリからのメール送信テストを行うことがたびたびあります。
XPだとIISにあるSMTPサーバを使ってテストできるのですが、なんとWindows7だとIISにSMTPサーバが付いていないのです。(Vistaは知らない・・・。)
なんてこった。.NETの開発者なら、IISのSMTPサーバを使う機会ってそこそこ有ると思うのだけど。

で、ネットで調べたのだけど、対策方法が全然出ていない。
みんな、開発用のSMTPサーバを別立てして使ってるのかな?

でも、開発環境での単体テストで、メールのレイアウトチェックをどうしてもやってみたい!
と思い、探したところありました!

SimpleMailServer
ダウンロードして解凍した所にあるexeを実行すればいいだけ。
設定も特に不要で、メーラーの SMTP と POP3 をlocalhost にしておけばユーザーとかパスワードに関係なくメールの送受信ができるというお手軽さ。
開発環境上でのテストにもってこいです。

ノートンのメールチェック機能が悪さして、動作が非常に重たくなることがあったので、ここは要注意です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/11/22

Ubuntu11.10でシステムモニタを使用する

いままでUbuntuでシステムモニタのアプレットを画面上に表示させていたのですが、Unityではそもそもアプレットが使えないようで、使う方法が無いのか調べてみました。

すると、ubuntuApps というページに記事がありました。
System Load Indicator PPA UnityパネルにCPU メモリ ネットワークなどシステム情報をグラフで表示

System Load Indicator っていうのが、それにあたるようです。っていうか、システムモニタのアプレットそのままやん。
このページでは、リポジトリの追加を行っていますが、11.10ではUbuntuソフトウェアセンターから検索できました。
そんなわけで、インストールは簡単です。

System Load Indicatorの設定画面のオプションで、「Autostart」をオンにしてもUbuntu起動時に有効にならないのは相変わらずで、上記ページを参考に、「自動起動するアプリケーション」のコマンドに「indicator-multiload」を登録しました。
「自動起動するアプリケーション」の設定が、画面左上の電源のアイコンの所にあるのには参りました。

これで、システムモニタのアプレットと同じように使えるのですが、これって車輪の再発明ってやつなんじゃ・・・。
アプレットが使えないおかげで、大好きな xpenguins のインストールもためらっております。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2012年4月 »