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2012年9月

2012/09/18

システムドライブのSSDを換装する

2010年7月にPCを新調して依頼、快適なPC生活を送っています。
おまけで付いてきた Intel X25-V SATA SSD 40G をシステムドライブに設定したのですが、これが早いの何の。
今までのハイバネーションぐらいの速度でOSが起動するので、むっちゃ快適。

ところが・・・・。
ほどなくして、システムディスクの容量不足に悩まされることになりました。40Gの容量がアダになりました。
Hドライブにあるハードディスク1Tはまだまだ空きが有るにもかかわらず、Cドライブは常に空き容量が2G以下になってしまいました。
OSはWindows 7 Professional 64bit DSP ですが、インデックスもマイドキュメントも仮想メモリもHドライブに移したにもかかわらず、残り2G未満です。
XP時代なんて、ノートPCのハードディスク全体で40Gとかだったよ。Windows7、容量食いすぎだっつーの!

インストールするアプリケーションはできるだけポータブル用を使い、Cドライブを圧迫しないように気をつけました。
それでも、Windows Updateや、JavaのUpdate の怖いこと怖いこと!


で、100Gを超えるSSDの値段もお手ごろになってきたので、容量の大きなSSDに載せ換えようと考えたわけです。

作戦
1、Windows7のコントロールパネルの「バックアップと復元」から、システムイメージを作成する。
 ちなみに、「バックアップと復元」って、今までもシステムイメージの作成しか使ったこと無いです・・・。
2、SSDを換装し、システム修復ディスクからシステムイメージを書き戻す。
3、USB3の外付けハードディスクに入っているUbuntuに GParted をインストールし、GPartedでSSDのシステムパーティションを最大まで増やす。

と考えました。

2までは問題なく出来るだろうけど、3って可能なのだろうか???
ちなみに、3は最近のGPartedが使えれば何だっていいです。LiveCD版とかでもいいのではないだろうか。(未確認)


まず、SSDを買ってきます。
秋葉原のツクモに行ったら、格安のSSDを発見。
SATA3(つまり速度6Gbps)の120Gで6000円弱!安い!
即決で買ってきました。

で、パッケージを見たら、SATA2 って書いてある。
話が違うじゃねーか! と思い、店頭に持っていったら、
SATA3.0Gbps って書いてありました・・・・。

お店の人に未開封であることと勘違いしたことを説明して、SATA3のSSDに買い替えました。
無理言ってすみません・・・。パーツ交換保障は大切です。
ちなみに買ったのは、Intel SSDSC2CT120A3K5 (120G)です。
値段は8000円弱のいわゆる相場金額です。前日は限定個数ですごい破格だったらしく、むっちゃ惜しいことをした・・・。


さて、作業に掛かります。
1の手順でシステムイメージを作成します。イメージ作成後、システム修復ディスクを作成するか聞かれるので、2で使うから作成しておきます。

次に、2の手順でSSDを換装し、システム修復ディスクからシステムイメージを書き戻します。
再起動して、正常に起動すればここまではOKです。

ちなみにここで、起動後すぐになぜか再起動を促されました。
なんの事か不明だったのですが、後から考えるとBIOSのSATAの設定がAHCIでは無く、IDEモードになっていたためだと思われます。

次に、3の手順でGPartedをインストール、起動し、SSDのパーティションを増やします。
増やすのは、Windows7のパーティションを右端までドラッグすればいいだけの簡単操作です。
で、GParted の変更を確定すれば完了です。
結構時間掛かるのかな?と思ったら数分で完了しました。


いよいよ起動確認です。
PCの電源を入れます。OSが起動・・・しません。
英語で、再起動できるデバイスを選択して再起動するように促されます。
ブートを壊したのか????
と思って、システム修復ディスクの「スタートアップ修復」を行ってみました。
ちなみに、これは数時間かかったと思います。むっちゃ長かったです。

正常終了したので、再度PCの電源を入れます。OSが起動・・・しません。
???なんで、???

マザーボードの機能で、起動時にF8を押せばブートデバイスを選択できるため、
ダメ元でSSDを選択してみました。
すると、動きました!
そっか。SSDを交換したから、起動デバイスがHドライブに変更されてしまっているんだ。
BIOSを見たら、やはり起動デバイスが変わってしまっていました。
起動デバイスをSSDに修正しました。

で、BIOSの他の項目を見ていたら、なんとSATAのAHCIモードがIDEモードに変更されてしまっていました。
気付いて良かった。
起動時に1度謎の再起動があったけれど、たぶんここが変わってしまったからだろうと思いました。

今度こそ!と思い、PCの電源を入れると、OSが起動しました!
で、想定通り、謎の再起動が一度有りました。
その後は、不具合も無く快適に使用できています。
GPartedすげーよ。NTFSのパーティション拡張がフリーのツールでできるなんて!


コントロールパネルの「パフォーマンスの情報とツール」で調べてみたところ、
プライマリハードディスクのスコアが、
換装前(SATA2)で 7.5 だったのに対し、
換装後(SATA3)で 7.9(MAX値!)になっていました。

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2012/09/17

Linuxサーバからお手軽にメール送信する

会社のLinuxサーバからログとかをメールできたら便利だなと思っていました。
で、調べた所、普通はメールサーバを導入してそこから送信するそうです。
メールを送信するためだけに、そんな大層なことが必要なのか!?

クライアントではメーラーをインストールしてそこから送信しているわけで、わざわざメールサーバをインストールするようなことはしません。
そういう楽~な方法でサーバからメールを送信できる方法が無いかいな?と思って探してみたらありました。
sSMTP っていうのを使えば、メール送信の設定だけでメールが送信できるそうです。

実は、Ubuntuのフォーラムで過去にsSMTPが使えるという記事を見つけていて、気になっていたまま導入テストができずにいたのですが、ようやくテストできるようになったのです。
そのフォーラムの記事はこれです。
コマンドラインから外部にメールを出せるようにするには?
さらにネットでいろいろと検索して、設定しました。

インストールした環境は、Ubuntu Server 8.04 です。

インストール
$ sudo apt-get install ssmtp


設定ファイル変更
$ cd /etc/ssmtp
$ sudo vim ssmtp.conf


設定ファイルのコメントを読みながら設定するのですが、
WebOS Goodies の記事
が判りやすかったです。

root=postmaster ←サーバ管理者のメールアドレスに修正

mailhub=mail ←SMTPサーバに修正

#rewriteDomain= ←コメントを外してメールアドレスのドメインに修正

hostname= ←ホスト名

#FromLineOverride=YES ←コメントを外す(送信者メールアドレスで上書き)

にしました。

下のような、test.txt ってなファイルを作り、
-----ここから------------
To: 送信先メールアドレス
From: 送信元メールアドレス
Subject: test

Mail Test
-----ここまで------------

$ sendmail -t < test.txt
ってコマンドすれば、メールが送信されます。

英文のテキストファイルを test.txt みたいに作って送信すれば、
非常にお手軽にメールが送れます。

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