メインで使っていたPCを子供用にセットアップしています。
スペック
CPU
AthronXP 2500+
グラフィック
Radeon9600Pro
メモリ
3GB
これに Lubuntu を入れて、スクラッチ2.0 を使ってプログラミングで遊んでもらおうって魂胆です。
が、いきなり壁にぶつかりました。
スクラッチのページから「やってみる」を選んでも、スクラッチ2.0の画面が表示されないのです。
なんか FlashPlayer が動いていないっぽい。
YouTube 見れるからてっきりFlash使ってるって思ってたけど、そもそも最近はFlash無くても見れるんだよね。
でも、Firefoxのプラグインを見ると、有効になってるんだけどなあ。FlashPlayerのバージョンが古いからかなあ。
ネットで調べると、最新のFlashPlayerはChromiumで使えるそうなので Chromium をインストールしてみた所、起動時に落ちます。なんでじゃー!
仕方がないので Google Chromeをインストールして起動したら、「てめーのマシンは古すぎてサポート外だよ」っぽいことを英語で言われて起動すらしませんでした。
そういうことか!
Google Chrome のシステム要件を見ると、「Intel Pentium 4 以降のプロセッサ」と書かれているので、SSE2 がらみの問題かもしれん。 AthronXP はSSE2対応してないからなあ。
仕方が無いので、Firefox の FlashPlayer がなぜ動いてないっぽいのかを調べてみました。
すると、こんな記事を見つけました。
あまたたび備忘録の「LinuxのFlash Playerは古いPCでは動作しない」
なんと、FlashPlayerもSSE2がらみなんですか!
当時は、SSE2なんて無くても問題ねーよと思ってましたが、こんな所でチクチクとIntelにいじめられるとは!
AthronXPって、速度的には今でも十分使えると思っていますが、さすがに命令セット的に今の時代には付いていけないのかなあ・・・。と寂しくなりました。
そもそも、このPCでスクラッチ2.0を遊んでもらおうと思ってたのに挫折するのか!?
一応、Scratch1.4 をインストールしてみた所、サクサク動いてこちらは問題無いです。
しかし、2.0との違いを調べた所、1.4には「クローン」命令が無いそうです。
うーん、「クローン」無しでゲームとか作るのは厳しいなあ。なんとかならないものか。
で、調べた所、
Linux版Scratch2.0で日本語入力
って所で Scratch2.0 のオフライン版のインストール方法を紹介してくれています。
Scratch2.0 のオフライン版(Scratch 2 Offline Editor と言うそうです)があることは知っていましたが、Adobe AIR に抵抗があり避けていたのですが、これを試してみるか。
上記ページにも書いてありますが、普通にAdobe AIRをインストールすると、gnome keyring関連で落ちます。
ふざけるなAdobe。あやうくハマる所だったではないか。
sudo ln -sf /usr/lib/i386-linux-gnu/libgnome-keyring.so.0.2.0 /usr/lib/libgnome-keyring.so.0
と、gnome keyringのシンボリックリンクを作る必要があるそうです。
Adobe AIRさえ入ってしまえば、オフラインエディタのページに書かれているとおりにすれば入ります。
よし、スクラッチ2.0 の環境ができた!
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