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2016年2月

2016/02/21

jstest-gtk の 設定を保存する

Ubuntuでジョイパッドを使う場合、jstest-gtk をインストールすると、画面からボタンの割り当てを変更できるので便利です。
しかし、現在保存したプロファイルの読み込みができないようで、設定が保存できません。
PC起動時に設定が戻ってしまうので、毎回設定しなおさないといけません。

この辺の問題を検索しても、これまた日本語の情報が出てきません。
日本人のLinuxユーザーはゲームをやらないのだろうか????

海外の askubuntu.com に解決方法がありました。

$ sudo jscal-store /dev/input/js0

とコマンドを実行すると、 /var/lib/joystick/joystick.state に ジョイパッドの設定が保存されます。
(js0 は環境によって異なりますが、jstest-gtk で表示されているので判ります。)

これで、ジョイパッドのボタンの割り当てが変更された状態で起動します。

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2016/02/10

Lubuntu で Scratch2.0 が動かなくてハマる。

メインで使っていたPCを子供用にセットアップしています。
スペック
CPU
 AthronXP 2500+
グラフィック
 Radeon9600Pro
メモリ
 3GB

これに Lubuntu を入れて、スクラッチ2.0 を使ってプログラミングで遊んでもらおうって魂胆です。

が、いきなり壁にぶつかりました。
スクラッチのページから「やってみる」を選んでも、スクラッチ2.0の画面が表示されないのです。
なんか FlashPlayer が動いていないっぽい。
YouTube 見れるからてっきりFlash使ってるって思ってたけど、そもそも最近はFlash無くても見れるんだよね。
でも、Firefoxのプラグインを見ると、有効になってるんだけどなあ。FlashPlayerのバージョンが古いからかなあ。

ネットで調べると、最新のFlashPlayerはChromiumで使えるそうなので Chromium をインストールしてみた所、起動時に落ちます。なんでじゃー!
仕方がないので Google Chromeをインストールして起動したら、「てめーのマシンは古すぎてサポート外だよ」っぽいことを英語で言われて起動すらしませんでした。
そういうことか!

Google Chrome のシステム要件を見ると、「Intel Pentium 4 以降のプロセッサ」と書かれているので、SSE2 がらみの問題かもしれん。 AthronXP はSSE2対応してないからなあ。

仕方が無いので、Firefox の FlashPlayer がなぜ動いてないっぽいのかを調べてみました。
すると、こんな記事を見つけました。
あまたたび備忘録の「LinuxのFlash Playerは古いPCでは動作しない」

なんと、FlashPlayerもSSE2がらみなんですか!
当時は、SSE2なんて無くても問題ねーよと思ってましたが、こんな所でチクチクとIntelにいじめられるとは!

AthronXPって、速度的には今でも十分使えると思っていますが、さすがに命令セット的に今の時代には付いていけないのかなあ・・・。と寂しくなりました。
そもそも、このPCでスクラッチ2.0を遊んでもらおうと思ってたのに挫折するのか!?

一応、Scratch1.4 をインストールしてみた所、サクサク動いてこちらは問題無いです。
しかし、2.0との違いを調べた所、1.4には「クローン」命令が無いそうです。
うーん、「クローン」無しでゲームとか作るのは厳しいなあ。なんとかならないものか。

で、調べた所、
Linux版Scratch2.0で日本語入力
って所で Scratch2.0 のオフライン版のインストール方法を紹介してくれています。
Scratch2.0 のオフライン版(Scratch 2 Offline Editor と言うそうです)があることは知っていましたが、Adobe AIR に抵抗があり避けていたのですが、これを試してみるか。

上記ページにも書いてありますが、普通にAdobe AIRをインストールすると、gnome keyring関連で落ちます。
ふざけるなAdobe。あやうくハマる所だったではないか。
sudo ln -sf /usr/lib/i386-linux-gnu/libgnome-keyring.so.0.2.0 /usr/lib/libgnome-keyring.so.0
と、gnome keyringのシンボリックリンクを作る必要があるそうです。

Adobe AIRさえ入ってしまえば、オフラインエディタのページに書かれているとおりにすれば入ります。

よし、スクラッチ2.0 の環境ができた!

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Lubuntu で Nestopia の音が鳴らなくてハマる

昔使っていたパソコンを子供が使うために設定中。
スペック
CPU
 AthronXP 2500+
グラフィック
 Radeon9600Pro
メモリ
 3GB
という、10年前はこれでPSOBBとか3Dゲームなんかバリバリにできたスペックなので、今でもそこそこ動くのではないかと思い、まず UbuntuMATE を入れてみたのですが、なんか動きがもっちりします。
UbuntuMATE は割と軽めという話を聞きますが、実際使ってみると画面の描画がなんか重いです。
Firefox で画面をスクロールさせるのがやっとな状態。

そこで、軽いと噂の Lubuntu を入れてみました。
やはり、こちらはけっこうサクサク動いていい感じです。
やっぱOSは軽さが一番っすよ!

で、アプリをいろいろ入れていて、 Nestopia をインストールしたのですが、音が鳴らない。
他のアプリではきちんと音が鳴っているので、OSの設定周りではないことは確かです。
また、UbuntuMATE に Nestopia をインストールした場合はちゃんと音が鳴ります。

ネットで調べても、これといった解決法が見つからない。
コマンドから Nestopia を起動し、ROMを選択すると、「Error opening audio device.」と出るので、「Error opening audio device.」でネットを検索すると、ソースコードに行きつきました。

なになに? SDL_OpenAudioDevice が異常値を返すと出るようだ。
そんなわけで、SDL関連のモジュールを入れたり消したりしたのですが変化なし。
うーん。

もう少しソースを見たら、
SDL_OpenAudioDevice を使うのは conf.audio_api == 0 の時だけ見たいです。
で、Nestopiaの設定ファイルを見ると、audio_api が 1 になってました。
しまった。当てが外れた。
conf.audio_api == 1 の場合は、ao_open_live を呼び出しています。
そっか。Nestopia を インストールした時に libao も依存関係で入ったからこっちが正しいんだ。

libao について調べてみると、libao には設定ファイルがあって、そこで pulse とか alsa とか設定するみたいです。
なんか見えてきたぞ。
SDL関連のことを調べていた時に、Lubuntu にはALSA が入っていて PulseAudio が入っていないことになんとなく気づいていたのでした。ふーん、PulseAudio使ってないんだー。

で、/etc/libao.conf を見てみると、図星でした。
default_driver=pulse
になってる。

ここを、
default_driver=alsa
に書き換えて Nestopia を動かすと、やったー。音が鳴りました!


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