PlayOnLinux 4.2.10 で wine のバージョンを変更する方法
嫁が子供にキーボードの練習をさせようと思いたち、ソースネクストの 特打ヒーローズ 名探偵コナン を買ってきました。
前回でせっかく子供用PCを作ったので、こっちにwineで入らないかな?と思い、試してみることにしました。
ちょっと調べてみると、PlayOnLinux を使えば、wine のバージョンがいろいろ変えられたりとか、環境をソフトごとに設定できるとか、何かとメリットがありそうです。
そんなわけで、UbuntuMATEの Software Boutique から PlayOnLinux をインストールしました。
バージョンは 4.2.10 でした。
wineのバージョンってどうやって変えるのかな?と思い調べてみましたが、複数バージョンのwineのインストールはできるのですが、それを設定する方法が見つかりません。
「設定」のリンクを押しても、何も起こらないし。
ネットで調べると、最近の PlayOnLinux はバグがあるようで、アプリケーションごとの設定画面が開かなくなっているそうなんです。
昔のバージョンからアップデートしている場合には使えるそうなので、古いPlayOnLinuxをインストールしてアプリインストール後にPlayOnLinuxを最新版にするとたしかにできましたが、依存関係がむっちゃ大変で決しておすすめしません。
しかも、このへんの設定は~/.PlayOnLinux に持っているようで、ここを削除するとやっぱり設定画面が出てこなくなります。
で、ふと、wine のバージョンを変える前と変えたあとで何が変わるのか確認してみたら、 ~/.PlayOnLinux/wineprefix/バーチャルドライブのディレクトリ 内にある playonlinux.cfg に、
VERSION=2.0-rc2-staging
みたいな感じで記入されていました。
そこで、アプリごとの設定が開かない PlayOnLinux 4.2.10 の バーチャルドライブ内の playonlinux.cfg に
VERSION=2.0-rc2-staging
って記入すると、wine のバージョンが 2.0-rc2-staging で動きました。
指定するバージョンは、あらかじめ「ツール」→「wineのバージョンを管理」でインストールしたバージョン名です。
これで、いろんなバージョンのwineを利用できます!
PlayOnLinuxで動作が不安定になったので再インストールしたいってな状況になったら、とりあえず ~/.PlayOnLinux をバッサリ削除すると、環境をきれいに再構築できます。
肝心の 特打ヒーローズ 名探偵コナン ですが、動くことは動きました。
でも、なぜか濁音に反応せず静音を入力するとOKなんです。「がぎぐげご」を「かきくけこ」って入力するとOKなんです。なぜに?
50音の練習には使えますが、ゲームとしては使えないなあ。濁音を静音に脳内変換しなくちゃいけないし。
そもそも、どういうロジックを書けばこんな動きになるのか?ソースネクスト?
仕方が無いので、他のWindowsアプリを入れようと思い、PlayStation の最強エミュレータと名高い XEBRA をインストールしてみた所、こちらはなんの不具合もなくばっちり動きました。
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