PC-LL750RG に Ubuntu18.04LTS をインストールしてハマる
実家からもらった NECのノートパソコン LaVie L LL750/RG 型番 PC-LL750RG なんですが、メモリーが4Gありました。
子供がフレバーじゃない素のUbuntuを使ってみたいと言ってるし、Core 2 Duo で メモリ4Gあったら、普通のUbuntuでもサクサクじゃんね。と思って、Ubuntu18.04LTS を入れることにしました。
日経Linuxの2018年7月号の付録に、豪華なパッケージに入ってたインストールDVDあったなあと思い、今こそ使うときと思ってインストールを進めました。
・・・ところが、インストール用のDVDが途中で止まってしまうのです。
drm_kms_helper が flip_done timed out ってERROR 吐いて止まってしまいます。
ネットで調べた所、こんなページを見つけました。
ubuntu forums Issue with KMS / Xorg with Intel GM965 chipset
かなり古い記事ですが、症状は似ています。
PC-LL750RG も Intel GM965 チップセットだからなあ。
GRUBのカーネルパラメータに video=SVIDEO-1:d を設定したらOKだったとのことなので、インストール用のDVD起動時にカーネルパラメータに
video=SVIDEO-1:d
を追加して起動したら、正常にインストーラが起動して、インストールも正常に終了しました。
インストーラ起動時の選択画面でeキー押したら設定ファイルが表示されるので、 quiet splash という文字をたよりにカーネルパラメータの場所を特定し、 video=SVIDEO-1:d を追加する流れです。
が、インストールした Ubuntu18.04LTS を起動すると当然同じ症状が発生します。
すごく待たされますが、いちおうログインしてデスクトップが表示される所までは行くので、GRUBのカーネルパラメータを追加することになります。
やり方は、ここの記事が詳しかったです。
Ask Ubuntu Boot very slow because of drm_kms_helper errors
sudo nano /etc/default/grub
でGRUBの設定ファイルを開いて、
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash video=SVIDEO-1:d"
みたいな感じでカーネルパラメータに video=SVIDEO-1:d を追加。
sudo update-grub
で設定を反映して、再起動、という流れです。
これで正常に起動するようになりました。
このカーネルパラメータの意味に興味があったので調べた所、以下の記事がありました。
archlinux Intel Graphics
詳しくは解らないのですが、チップセットのドライバだかなんだかが、いまだに低解像度のSVIDEO関連の設定を持っているものだから、これを明示的に無効にするようにしなければいけないという所なんでしょうか。
トラブったけど、その後Ubuntuは問題無く動いています。
普段 UbuntuMATE を使っているので知らなかったのですが、Ubuntuソフトウェア では Urban Terror とかのゲームがSnapパッケージになっているんですね。
この前にUbuntuMATEに入れようとしてパッケージ無いからオフィシャルからダウンロードしたっけなあ。
Snapだったらインストール簡単だしらくちんだよなあ。
Minecraft も ランチャーをSnapパッケージにしてくれているし、しかも内包されているJavaのバージョンが11ではなく8なのには感動しました。
8でないと外部サーバにうまく繋がらないバージョンがあるんですよ。
パッケージャの人!よく解ってる!!
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