PC-LL750RG の修理
実家で使っていたパソコンの電源が入らなくなったとのことで、貰ってきました。
機種は、NECのノートパソコン LaVie L LL750/RG 型番 PC-LL750RG です。
電源スイッチを押してもうんともすんとも言わないので、電源周りかと思いアダプターをテスターで調べたら通電していない。
そこで代替のアダプターを買ってきました。ELECOMの ACDC-NE1500BK です。
アダプターを繋ぐと、充電ランプが付いたのでOKです。
早速パソコンを起動したのですが、起動しているようなのだけど画面が真っ暗。
よーく見ると、うっすらと画面が表示されています。
うわー。バックライトか。これはダメなやつかも。
デュアルディスプレーにしたら使えるかもと思い、モニターを繋いだらモニターではちゃんと映ります。
この運用で使うか、とも思いましたが、そもそもOS起動しないとモニターには何も映らないので、OS入れ替えとかできないじゃん・・・。
やっぱ、画面映らないとだめだよなあ・・・と思いつつ何度か触っているうちに、正常に画面が表示されるようになりました。
直った????と思って一旦シャットダウンし、再度起動するとやっぱり画面が真っ暗のまま起動する。
でも正常に表示される場合があったということは、バックライトの問題ではなさそうです。
訳が解らずネットで調べたところ、こんなページを見つけました。
NEC製パソコン 画面が真っ暗! LL750/RG を修理する
おお、まさにこの現象だ。どうやら、PC-LL750RG には元々、アダプター繋いだ時のバックライト用のコンデンサーに問題があるようで、コンデンサーの経年劣化によりバックライトが点かなくなるらしい。
これ、バックライトの問題だと思う人、たくさんいるだろうなあ。
アダプター接続時のコンデンサーの問題なので、バッテリーで起動すると正常に表示されるっぽい。
つまりさっきバックライトが点いたのは、いろいろ触っているうちにバッテリーに充電されて、たまたまアダプターを外したまま起動したからっぽい。
試しに、アダプターを抜いてバッテリーだけで動かしたら、普通にバックライトが点いた状態で起動しました。
修理するためには、半田ごてを使ってマザーボード上のコンデンサーを物理的に新品に取り換える必要があり難易度高め。
部品代数百円なのにー!! ちなみに修理に出すと1万円ぐらいだろう。
メーカー修理だとマザー交換なんでとんでもない値段になるらしい。
Vistaパソコンにそこまで掛けられねーと思い、バッテリー起動なら普通に動くので、起動時にアダプターを抜いて、起動してからアダプターを差す運用で行くことにしました。
ってなことを何回か繰り返しているうちに、アダプター繋いだままでも普通に起動するようになりました。
訳わからないのですが、コンデンサーの蓄電状態により何らかの問題がでるのかもしれないなあ。
いずれにせよ、普通に使えるようになったので、よかったよかった。
で、このパソコンにUbuntuを入れたら問題が発生したので、それは次回書きます。
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