USBメモリから起動

2008/11/30

Ubuntu8.10日本語版をUSBメモリにインストールする

Ubuntu8.10日本語版がリリースされてからしばらく経ちます。
恒例のUSBメモリへのインストールなんですが・・・。
今回ははっきり言って書くことがありません。
っつーのも、デフォルトでUSBメモリへのインストールができるようになったためです。

インストール方法は、LiveCDで起動して、システムメニューの「Make USB Startup Disk」という所をクリックするだけです。GUIで簡単にインストールできます。
詳しい説明は、フォーラムの方にあります。
「Make USB Startup Disk」 の使用法と「ブートCD」

もともと、CDの無いPC用にLiveCDと同じ機能を提供するためのものなんですが、データの保存もばっちりできます。
今回すごい所は、毎度トラブルの元だった casper-rw がファイルで作成されるんですよね。
つまりこのファイルをバックアップしておけば、トラブルが発生した場合も元の環境に戻すことができます。

USBメモリへのインストールは需要があるにもかかわらず、8.04でなくなってしまいガッカリしたのですが、パワーアップして復活させるとは、さすがUbuntuですな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/07

Ubuntu8.04日本語版をUSBメモリにインストールする

なんか最近恒例になっていますが・・・。
Ubuntu8.04日本語版をUSBメモリにインストールしてみよう!ってんで試してみました。

ま、試すってもUbuntuには
/cdrom/tools/install_usb.sh
があるんで、これを実行すれば簡単にUSBメモリにインストールできます。
・・・って、Ubuntu8.04日本語版のCDに入っていないのですが!
今回のバージョンはUSBメモリへのインストールは諦めるか・・・。

と思って、Ubuntuのフォーラムをうろついていた所、USBメモリへのインストール用スクリプトを作っている人がいました!
さらに驚いたことに、これをGUIのアプリケーションとして組み込んだ人もいました。
つまり、GUIで簡単にUSBメモリにインストールできるのです。全てマウスの操作のみで作業が完了します。

インストール方法はフォーラムの
Ubuntu 8.04 on USB Memory : インストールと「ブートCD」
を参考にしてください。
注意点は、
GUI版の場合、/home/ubuntu に bootcd.iso が出来ているので、使わない場合は捨てる必要があることぐらいでしょうか。(残しておいても害は無いけど)
あとは、インストール後には上記フォーラムの書き込みで書かれている
≪ ファイアウォールを有効にする ≫
をやっておいた方がいいと思います。


UbuntuをUSBメモリへインストールした際の注意点が Ubuntu Tips にありました。
かなり参考になります。
Ubuntu Tips/USBデバイスへのインストール/USBメモリ上のUbuntuを快適に使うには

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/25

Ubuntu7.10(日本語版) を librettoU100 にインストールする

実は、Ubuntu7.10日本語版公開直後にlibrettoU100にインストールしていたのですが、記事にしてませんでした。
というのも、書くこと無さすぎ!
こんなにインストール後に何もしなくてもいいLinuxは初めてです。

ま~、あまり書くことないのですが、いちおうやったことを書いておきます。
普通にインストールして、インストール後、メニューの[システム]-[システム管理]-[日本語版セットアップ・ヘルパ]を起動し、欲しいソフトをインストールする。
以上です。
これで、普通にPCを使う分には大体のことができるようになっています。

Ubuntu on USB Flash を使用するで出た解像度の問題もクリアしています。
/etc/X11/xorg.conf のグラフィック部分はこのようになっています。

Section "Device"
Identifier "Intel Corporation 82852/855GM Integrated Graphics Device"
Driver "intel"
BusID "PCI:0:2:0"
EndSection

おおお!UbuntuExインストールの時と同じ結果になっています!
ちなみに、USBメモリにインストールしても問題なく使えました。
今回のUbuntuは librettoU100 に関してこの辺はすべてクリアされています。
インストール方法はUbuntu7.04と同じです。


ちなみに前回デュアルブートしようとしてMBRを破壊してしまった失敗の件ですが、「インストールの準備ができました」と表示され、ではインストールしまっせ、みたいな画面の所の右下に Advanced というボタンがちゃんとありました。
このボタンを押すと Advanced Options という画面が表示されるので、GRUBのインストール場所を指示してあげれば、きちんとPBRにインストールできます。

ただし、ハードディスクの場所は普通1から数えるのに対し、GRUBの場合は0から数えます。
普通、1番目のハードディスクの1番目のPBR、って言いますが、GRUBの場合は(hd0,0)と指示します。
そういう考え方で /boot のある場所を指定します。
私の環境は1番目のハードディスクの6番目のパーティションに /boot があるので、(hd0,5)になります。
Linuxでもコマンドで df すると、/dev/sda6 って出るのに、なんでこんなややこしいことにしたのでしょうね???

デュアルブートで何回も失敗してると(汗)、この辺はもう常識になっていて失敗することもなくすんなりいきますが、慣れていない人だと難しいんでしょうね。
ちなみにNTLoader側の設定は何も触っていないので、たぶん最初はVineの時のGRUBで起動しているはずです。
問題なく起動するので面倒だしそのままにしています。(汗)


Windowsとファイル共有した際のファイルの文字化けは相変わらずで、そこが欠点ですけど。
VineもKnoppix(日本語版)もその所をうまくクリアしているのでUbuntu日本語版も頑張って欲しいな~と思います。
多言語版と同じものを使いつつ日本語に特化するのって大変なんですね。
こんなに文字コードが氾濫している国も珍しいってことですな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/15

UbuntuEx をUSBメモリにインストールする

前回までのあらすじ・・・。
UbuntuをUSBメモリにインストールしたものの、愛用の小型ノートパソコン libretto U100 では解像度が800×600に固定されてしまった!
xorg.confを書き換えてXを再起動すれば解像度が変えられるのが判ったが、めんどくさいぞ!さてどうする!?

で、Ubuntu on USB Flash の xorg.conf を変更してみるという記事を書いている最中に、たまたまとおりすがった方がUbuntuExってのがあることを教えてくださったわけです。

さっそくUbuntuExのページからイメージをダウンロードしました。
ファイルはSourceForge.jpにあるので、ダウンロードは本家日本語版よりはるかに早いです。

インストールが終ってCDから起動してみると、xforceve.sa を使わなくても起動できました。
しかも、xorg.confを見ると、

Section "Device"
        Identifier        "Intel Corporation 82852/855GM Integrated Graphics Device"
        Driver                "i810"
        BusID                "PCI:0:2:0"
EndSection

Section "Monitor"
        Identifier        "Generic Monitor"
        Option                "DPMS"
        HorizSync        28-51
        VertRefresh        43-60
EndSection

となっています。
Intel855GMを認識しているとは!すばらしい!

さっそくUSBメモリにインストールしようとした所、なんとUbuntuExにはUSBメモリへインストールするスクリプトがありませんでした。
がび~~ん。またオイラの野望jは潰えそうです・・・。
本家のスクリプトのパスを書き換えるのも、面倒だな。

そもそも、UbuntuExは本家と何が違うのかな?と思ってsyslinux.cfgで使用されているファイルを比べた所、initrd.gzとvmlinuzはファイルサイズから同じであろうことが判りました。
で、600M以上あるfilesystem.squashfs のファイルサイズが異なっていました。
これって、Ubuntuの本体ではないですか。
そっか、これを載せかえればUbuntuExで動かせるかもしれません。

手順ですが、
Ubuntuの旧サイトを参考に、本家日本語ローカライズ版をUSBメモリにインストールします。

インストール後、Windowsでもなんでもいいんで、本家日本語ローカライズ版のUSBメモリを挿して、UbuntuExのCDの casperディレクトリにあるfilesystem.squashfsを、USBメモリにある /casper/filesystem.squashfs に上書きします。
これでOK。

libretto U100 から起動してみると、xforceve.sa ではなく、普通の起動で見事に立ち上がりました!
やった~。
これで、無線Lanの使えるUSBブートのLinux環境が手に入りました!

ちなみに、先日秋葉原をうろついていたら、最近は2GのSDカードが2500円ぐらいで売られているんですね・・・。
(2007/8/15現在)
もちろん買ったのは言うまでも無い。
UbuntuExがインストールされているのは、言うまでも無い。
Ubuntuex

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Ubuntu on USB Flash の xorg.conf を変更してみる

前回、UbuntuをUSBメモリにインストールしてみましたが、libretto U100 では画面の解像度が800×600固定になってしまう問題が発生していました。

前回にも書きましたが、ネットでいろいろ調べた所、バグっぽいということが解りました。
で、解像度がおかしい時は、まずXの設定を疑え、というのがいろいろなページに載っていました。

libretto U100 でメインに使っている VineLinux は正常に使えているし、KNOPPIX5.1.1をUSBメモリから起動した場合には、起動時に fb1024x768 のオプションを入力する必要はありますが、正常に動きます。

VineLinuxの xorg.conf のうち、解像度に関係する部分を見てみると以下のようになっています。

Section "Monitor"
        Identifier   "Monitor0"
        VendorName   "Monitor Vendor"
        ModelName    "LCD Panel 1280x768"
 ### Comment all HorizSync and VertSync values to use DDC:
        HorizSync    31.5 - 65.0
        VertRefresh  50.0 - 90.0
        Option     "dpms"
EndSection

Section "Device"
        Identifier  "Videocard0"
        Driver      "i810"
        VendorName  "Videocard vendor"
        BoardName   "Intel 852"
        Option            "DDC" "off"
EndSection

Section "Screen"
        Identifier "Screen0"
        Device     "Videocard0"
        Monitor    "Monitor0"
        DefaultDepth     24
        SubSection "Display"
                Viewport   0 0
                Depth     24
                Modes    "1280x768" "1152x768" "1024x768" "800x600" "640x480"
        EndSubSection
EndSection

ちゃんとグラフィックを Intel 852で認識しているんですね~。(本当は855なんだけど(笑))

これをUSBメモリにインストールしたUbuntuのxorg.confへ書き換えて(もちろんServerLayoutも書き換えるのですが)、Xを再起動すると、Xは起動するのですがカーソルが表示されなくなる例の現象になってしまいました。
失敗か~。

そう言えば、UbuntuのCDを libretto U100 のDVDドックから起動した時は、ちゃんと解像度が反映されるんですよね。
同じUbuntuなのに、xorg.confに違いがあるのだろうか???と思い調べてみました。

こっちがCDからの起動時のモニタ部分
Section "Monitor"
        Identifier        "Generic Monitor"
        Option                "DPMS"
        HorizSync        28-51
        VertRefresh        43-60
EndSection

こっちがUSBメモリからの起動時のモニタ部分
Section "Monitor"
        Identifier        "Generic Monitor"
        Option                "DPMS"
EndSection

です。
USBメモリ側では、モニタの周波数が書かれていません。
どうやら、これが解像度の変更ができなくなる正体のようです。
USBメモリの xorg.conf に、CDと同じように周波数などを書き込んだところ、見事にきちんと表示されるようになりました!

でも、USBメモリ起動時にxorg.confの設定をしているから、再起動すると設定が変わってしまうんですよね。
そこで、起動後、スクリプトでxorg.confを書き換えて、Xを再起動するようにしました。
以下、手順です。

デスクトップに、 Section "Monitor" 部分を書き換えたxorg.confを置きます。
デスクトップに、xconfig.sh みたいな適当なファイル名で以下の内容のファイルを作ります。

# /bin/sh
sudo cp /home/ubuntu/Desktop/xorg.conf /etc/X11/

ただ単に、デスクトップにあるxorg.confを本物にコピーしているだけです。(汗)

xconfig.sh右クリックでファイルの設定画面を出し、実行可能にします。
で、ファイルをダブルクリックすれば、ファイルをどうするか聞いてくるので、「ターミナルから実行」します。
念のため本物のxorg.confが書き換わっているのを確認したら、
[CTRL]+[ALT]+[BACK SPACE]同時押しでXを再起動させます。
(最悪Xが落っこちたら、[ALT]+[F1]とかでコマンドラインが出ます。[ALT]+[F4]でX起動だったかな?)

おお!ちゃんと表示された!
毎回、この操作をしなければいけないのが難点なんですが・・・。
とりあえずこれで、Ubuntuの機能を満喫できます。無線Lanも楽々接続~。
でも、Windowsファイル共有では日本語ファイル名が化けるんですね。(汗)
この辺の日本語対応は、Vineの方が使いやすいかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/07/31

Ubuntu on USB Flash を使用する

PC-Japanの8月号を読んでいたら、USBメモリから起動するアプリケーションのことが載っていました。
で、USBメモリに環境を入れて持ち運ぼう、というのが載っていて、
どうせKnoppixだろうと思っていたら Ubuntu を使用した記事でした。

Ubuntuって、今流行のLinuxです。
でも、オレ的には聞いたことあるな~ぐらいです。
なんたってVine君好きだからな。

で、興味を引いた所が、
UbuntuってインストールCDがLiveCDになっているってことと、
USBにインストールする為のスクリプトが用意してある
ってことです。
しかも、Ubuntuをインストールするパーティションとデータを保存するパーティションを
別に設定できるので、Knoppixで標準で付いてくる mkbootdev よりも使い勝手が良さそうです。


そんなわけでLiveCDからインストールするならリスクも少なかろうと思い、
試してみることにしました。

まず、CDのイメージをダウンロードしようと思い、Ubuntu Japanese Team のページへ行ってみました。
すると、Japanese Team では日本語ローカライズ版を配布しているんですね。
やっぱ日本人には日本語版だってんで、日本語ローカライズ版をダウンロードしました。
ubuntu-ja-7.04-desktop-i386.iso です。
ところが、これダウンロードがむっちゃ重たいんですよ・・・。
700Mのイメージをダウンロードするのに5時間掛かりました。数年前だったら普通なんですけど。(汗)
ミラーサイトとか作って欲しいですね。
Torrentファイルも置いてあるので、BitTorrentを使ってくださいってことなのかな?


イメージをCDに焼いて、デスクトップPCで起動させたら、簡単に起動しました。
(CPU AthlonXP 2500+ グラフィック RADEON9600PRO の環境です。)
さて、USBメモリにインストールするのですが、
方法はUbuntuの旧サイトに詳しく載っていました。
やり方が解れば簡単です。

さて、環境はいつもの環境です。

○インストールした機種
TOSHIBA
libretto U100/190DSB(ノートPC)
○USBメモリ
ELECOM MR-GU2A13BK(メモリリーダライタ)
UMAX SuperMax 1GB(SDメモリカード)

起動してみると、KNOPPIX5.1.1を起動した時のように、カーソルが見えなくなる状態になってしまいました。
Knoppixでは起動オプションに fb1024x768 を渡すと正常に起動するようになります。
これと同じく起動オプションを渡せば、きちんと起動するはずです。

で、起動時に live か xforceve.sa を選択できるので xforceve.sa から起動してみました。
これはvesaを使う設定なんでしょうね。

すると、今度は正常に起動しましたが、画面の解像度が800×600になってしまうのです。
起動時に画面解像度を選択しても直りません。

いろいろネットで調べてみた所、どうやらバグのようですね。
その証拠に、CDからの起動でセーフグラフィックスモードを選択した時は
画面の解像度の選択がきちんと反映されるんですよね。

仕方無いので800×600の文字のデカイ画面でいろいろ触っていた所、
NetworkManagerアプレット?があるようで、ここを右クリックしたら
自分の家の無線LANが見えました。
もしや!?と思い無線LANのキーを入力した所、WPAで無線LANに接続できてしまいました。
Vineでは苦労したのに一瞬です。(汗)

これで解像度が選択できれば言うこと無しなのに~。
次のバージョンでは直ってるかな・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/02/05

KNOPPIX5.1.1をUSBメモリから起動する

KNOPPIX5.1.1(日本語版)が先月リリースされました。
ここ最近音沙汰の無かったKNOPPIXだけに、待ってました!といった感じです。
Knoppix5_1_1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オフィシャルページでは「今回の目玉は3Dデスクトップ beryl+emerald の収録でしょう。」
とのことなので、早速試してみました。
試した環境は、
CPU AthlonXP 2500+
グラフィック RADEON9600PRO
で、それなりにサクサク動いていました。
調子に乗ってエフェクトかけまくると激重でしたが。

3DデスクトップっつーのでVistaみたいなのを期待すると肩透かしをくらいます。
「3Dデスクトップ」と言うより、2Dデスクトップのエフェクト強化版ですね。
XPですらLunaのアニメーションを使わない私なんで、今の所はこんなもんかな・・といった感じです。
Linuxの3Dデスクトップの機能面での成熟はもう少し先のようです。

でも、こういうことが何の設定もいらず(起動時のBootオプションは必要ですが)簡単にできるのはKnoppixの最大の魅力ですね。


前置きはここまでにして、KNOPPIXを手に入れたら、とりあえずUSBメモリに入れたくなるのが人情ってもんです。
ここのブログの訪問者の大半は、KNOPPIXのUSB化の記事目当てのようですし。
過去の KNOPPIX USB化 に関する記事
USB-KNOPPIXを使用する
KNOPPIXをUSBメモリから起動する

KNOPPIX5.1.1のもう一つの目玉、
「動作しているKNOPPIXから起動可能なUSBメモリを作成する mkbootdev が実験的に入っています。」
とのことで、今回は簡単にUSBメモリへのインストールができるようです。
が、ネットで調べてみましたが、今の所まだ情報が出てきていないようです。
そんなわけで、とりあえず試してみました。
環境は、前回と同じです。

○インストールした機種
TOSHIBA
libretto U100/190DSB(ノートPC)
○USBメモリ
ELECOM MR-GU2A13BK(メモリリーダライタ)
UMAX SuperMax 1GB(SDメモリカード)

インストールに使用したのは、CD版のKNOPPIX5.1.1です。

まず、ターミナルを起動します。
rootじゃないとダメかなと思ったのですが、knoppixユーザーのままでもOKでした。
mkbootdevの場所へ移動します。
$ cd /usr/sbin/
$ ls
沢山のファイルの中に mkbootdev があると思います。
実行します。
$ ./mkbootdev

後は、GUIで作業できます。英語ですが、簡単な英語なんで辞書片手にでも読めばなんとかなると思います。
Mkbootdev_1

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
注意点として、
USBメモリをパーティション作成から行うと、USBメモリ全体を1つのパーティションとして作成します。
(パーティションの分割は行わない)
また、既にパーティションを分割したUSBメモリに、パーティションを作成せずにインストールすると、パーティション1つ目にインストールされます。
USBメモリの容量チェックは行わずにいきなり書き込むので、インストール前に容量はチェックしておきましょう。
(700Mあれば問題無いです。)

PC-JAPANでの情報を元に行った方法(syslinuxを使う方法)でもやってみましたが、問題なくインストールできました。
syslinuxはここから最新版の syslinux-3.35.tar.bz2 をダウンロードして使いましたが、問題ありませんでした。


その他、今回のKnoppix5.1.1で気付いたことです。

PCに libretto U100/190DSB を使いましたが、boot:プロンプトで
fb1024x768
を指定しておかないと、起動後画面がおかしくなります。
(カーソルが見えなくなったりする。見えていないだけなんで、クリックなどはできます。)
以前のバージョンまでは普通に起動できたんだけどなあ。
オンボードのグラフィックチップを使っているノートなんかは、fb1024x768 のようなフレームバッファのオプションは必須なのかもしれません。

DVD版のKNOPPIX5.1.1もダウンロードしたのですが、 B's Recorder GOLD5 では
-----------------------------------------
現在のトラック構成は、DVD(R/RW)に書き込むことができません。

対策・説明
DVD(R/RW)メディアに、複数のトラックやUDF/ISO9660ファイルシステム以外の
トラックを書き込むことはできません。
-----------------------------------------
というエラーが発生してDVDに書き込めませんでした。
isoイメージのフォーマットが何なのか解らないのですが、古いイメージ書き込みソフトだと書き込めないようです。
嫁さんが使っている B's Recorder GOLD7 では、問題なく書き込めました。
う~ん、UDFのバージョンの問題なのかも。

| | コメント (4) | トラックバック (4)

2006/09/17

KNOPPIXをUSBメモリから起動する

前回、USB-KNOPPIXを使用するで KNOPPIX 4.0.2 をUSBメモリから起動しましたが、PC-JAPAN9月号にKNOPPIX5.0.1を使った方法が載っていたので、今度はこちらの方法で挑戦してみました。

ハードは、前回と全く同じです。
○インストールした機種
TOSHIBA
libretto U100/190DSB(ノートPC)
○USBメモリ
ELECOM MR-GU2A13BK(メモリリーダライタ)
UMAX SuperMax 1GB(SDメモリカード)


まず、USBメモリのパーティションを2つに分けます。
・・・・って、USBメモリってパーティション分けれるんですか!?
起動させるだけならパーティションを分ける必要は無いのだけれども、同じUSBメモリにKNOPPIXの設定などを保存するなら、パーティションを分けると、起動側とは違うパーティションを書き込み可能でマウントできるそうです。
そういえば、前回試した時はパーティションを分けていなかったから、KNOPPIXの入ったUSBメモリにデータの保存が出来ませんでした。

そんなわけで、USBメモリのパーティションを分割します!
記事には、メーカーサポート外なんで自己責任で!みたいな脅し文句が書かれていますが、KNOPPIXをUSBメモリ化しようなんて人には馬の耳に念仏でしょう。

KNOPPIXをCDから普通に起動し、USBメモリを挿すと、認識してくれます。
「システム」→「QTParted(Create, reorganize and remove partitions)」ってのを起動します。

USBメモリは、だいたい /dev/sda にあると思います。容量などで確認できると思います。
USBメモリのパーティションを右クリック、「削除」でパーティションを削除してしまいます。
次に、パーティションを右クリック、「新規作成」で、パーティション作成のダイアログが開きます。
「Primary Partition」「fat16」を選択。KNOPPIXインストール用のパーティションは、800MBぐらいあると良いそうです。
KNOPPIXをインストールするパーティションには、パーティション選択→右クリック→「アクティブに設定」を選択しておく必要があります。
残りのパーティションも同じようにfat16で作成します。
画面左上のフロッピーディスクのアイコンをクリックすれば、パーティションが作られます。


前回の方法は、USB-KNOPPIXを使用して起動しましたが、PC-JAPANに載っている方法は SYSLINUX を使用して起動する方法です。
http://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/
から syslinux-3.20.tar.bz2 をダウンロードします。

KNOPPIXのrootになります
$ su -
syslinux-3.20.tar.bz2 をダウンロードしたディレクトリに移動し、展開
# tar jxpf syslinux-3.20.tar.bz2
展開したディレクトリに入り、syslinuxを実行します。
# cd syslinux-3.20/unix/
# syslinux /dev/sda1
/dev/sda1 は、USBメモリの最初のパーティションのある場所です。

これで、USBメモリのブートローダが書き換わりました。
・・・え? ブートローダを書き換えて大丈夫なんですか!?

・・・気にしないで次に行きます。
KNOPPIXのCDから、以下のファイル、ディレクトリをUSBメモリの第1パーティションにコピーします。
boot/isolinux ディレクトリ以下の全ファイル
KNOPPIX ディレクトリ

あとは、コピーしたディレクトリにある isolinux.cfg のファイル名を syslinux.cfg に変えます。

USBメモリの第1パーティションの中は、こんな感じです。
Usbknoppix
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上で終了です。

おおお!KNOPPIX5.0.1が起動した!
でも、KNOPPIX5.0.1は libretto U100 の無線LANを認識してくれませんでした。
後は特に問題なく使えています。

ちなみにWindowsからUSBメモリを見ると、2つめのパーティションが見えませんでした。(汗)
ま、KNOPPIX専用ということで。

※07/01/06 追記
その後、コメントに書き込んでくださった方の情報などから、Knoppixのインストール先を第二パーティションにした方が、データ用のパーティションをWindowsでも使えて使い勝手が良いことが判りました。
Windowsでは第一パーティションしか見えないんですよ。
現在は、第一パーティションを200M(データ用)、第二パーティションを700M(Knoppix用)、残りを第三パーティション(Knoppixの設定保存用)の3つに分けて使っています。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006/07/17

USB-KNOPPIXを使用する

近頃フラッシュメモリの値段が大変安くなりました。
1GのSDカードを買ってきたので、USBブートのKNOPPIXをインストールしてみようと思いました。

○インストールした機種
TOSHIBA
libretto U100/190DSB(ノートPC)
○USBメモリ
ELECOM MR-GU2A13BK(メモリリーダライタ)
UMAX SuperMax 1GB(SDメモリカード)


USB-KNOPPIXのオフィシャル(?)サイトは
http://kosuge.or.tp/kserv/index.html
になります。
緊急避難場所らしいのですが。(汗)

このページからUSB-KNOPPIX 256M
USB-KNOPPIX-20041001R001.iso
をダウンロード

このページに書いてあるインストール方法の通りにインストール
その際、
・isoイメージをCDに焼く必要があります。
・USBメモリのデータはインストール時に削除されます。
・インストール時にUSBメモリの場所を聞かれるので、
 あらかじめ把握しておく必要があります。
knoppixをCDから立ち上げた際に、rootで
# fdisk -l
とすると、デバイス一覧が見れるので、空き容量などから判断できると思います。
デフォルトは /dev/sda にインストールされます。

で、インストール完了。

メインで使用しているクライアントマシンからは起動できませんでした。
(マザーボード GIGABYTE GA-7VAXP-A)
マザーボードではUSBストレージからのブートをサポートしているようなのですが、
BIOSやUSBメモリの相性があるようですね。
ちょうどUSBストレージに関する過渡期のマザーだし。

libretto U100では、問題なく起動できました。
libletto起動時の画面でUSBメモリを選択すると正常に起動しました。
アキュポイントも普通に使えました。


上記ホームページを見てたら「KNOPPIX のUSB化」と言う記事がありました。

USB-KNOPPIX 256MをUSBメモリにインストールし、
CD版KNOPPIXのファイルをUSBメモリに上書きすると、
CD版KNOPPIXがUSBメモリから起動するようになるそうです。
ま、まじっすか!?

上記ページに、ファイルをコピーするスクリプトがあります。
KNOPPIX 4.0.2をインストールした所、こちらも正常に起動しました。
Knoppix
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
KNOPPIX 5.0は起動方法が違うので、無理そうだけど。

Linuxで無線LANを使うのに散々苦労したのに、KNOPPIX 4.0.2では自動認識されてました。(汗)

でも、いつもパスワードの掛かっていない他の人様んちのLANに繋がってしまうんです。(汗)
自分ちのLANに入る方法がどうしても判らず、こちらは断念しました。
画面から設定しようとすると、フリーズするんです。
KNOPPIXなんで固まった時は電源ブチッで問題なしですけど。

| | コメント (2) | トラックバック (2)